十代の子育て

誕生日に卒業式に出席!? 無事に高校を終えたことへの喜びと寂しさ!

ここ何年か地元の高校生に日本語を教えていますが、一人の生徒のご両親が海外に出かけていて卒業式に出席できないと聞き、それなら私がかわりに出席しましょうとなりました。 その時、ちゃんと日程を聞かずに返事をしてしまったのですが、なんと卒業式が自分の誕生日とわかり、ちょっと迷ったものの、今まで教えてきて親しみのある生徒達でしたから、これも何かの縁なのかと思いつつ、昨日、某ハイスクールの卒業式に出かけました。 オーストラリアでは南半球に位置することから季節が日本とは逆になり、北半球の学校とは違う時期に学期が始まります。 NSW州ではだいたい9月後半に高校12年生の卒業式が行われ、10月に日本のセンター試験と同様のHSC*High School Certificateと呼ばれる大学入試の試験があります。試験の前に卒業というのは日本とはちょっと違いますね。 卒業式は、学校の生徒数により時間帯が異なり、大きな高校は通常午前に7年生から12年生の生徒だけで式を行い、夕方くらいから卒業生の両親や親せきが参加する式を行います。 今回私が出席した高校は生徒数が少ないからか、午前中に全校生徒と卒業生の親や親せき、友達をまとめていっしょに式を行いました。 まず最初にオーストラリア国家斉唱、次に校長先生や12年生のスクール・アドバイザーと呼ばれる先生方の挨拶。次に日本で言う生徒会長、スクールキャプテン、副キャプテン男女の挨拶、音楽クラスの演奏や歌、翌年のスクール・キャプテン達の交代式、卒業証書授与とつづきます。 スクール・キャプテン,副キャプテンは男子・女子一人づついますが、どの生徒も必ず親へのお礼の言葉を言っているのが印象的でした。そのうちの男子キャプテンは、いろんな高校6年間の想い出を語った後、彼の母親へのお礼の言葉を述べたのですが、 「お母さんの助けや支えがなければ、僕はここまでやってこれませんでした・・・」と話しているうちに声がつまり泣き出してしまいました。 会場のみんながしぃーんとなり、まわりにいた副キャプテン達がティッシュを探したり、ハグしたり、この時は、一見するとみんな大人びてみえる18歳の生徒たちがとても可愛く感じました。 私の日本語を教えている生徒は、数年前にスクールバスの中で同校の荒れたグループ達にからまれて殴られたりしたこともあったので、ちょっとコワイ生徒がいるのかしらと思っていましたが、卒業式の全校生徒の前で母親にお礼を言って涙するキャプテン、彼に声援を送る生徒達などの光景を目の当たりにして、みんないい子なんだな~と胸が熱くなりました。 私の他の日本語を教えている生徒がバンドを組んで楽しそうに嬉しそうに楽器を弾くのを聴きながら、横に座っていたその生徒の母親がポツリと・・・ 「去年突然学校を止めると言いだしてね、あの時はほんとうに困ったの」と話しだしました。 私のところには毎週明るく勉強に来ていたので、そんなことがあったとはまったく知らず驚きでした。 子供も親たちもみんないろいろ乗り越え卒業式を無事に迎えることができ、どの親御さんも嬉しさはひとしおでしょう。 子育てはほんとうに難しく大変な時もありますが、もう学校への送迎もお弁当作りもなく、嬉しいような悲しいような心にぽっかりと穴があいたような気分になるでしょう。 私も長年可愛がってきた生徒の卒業式に参加して、自分の子供たちが巣立っていくようなちょっと寂しくなる春の一日でした。

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十代の娘の恋愛や性について、母親はどう対応したらよいのでしょう?  

171819歳という年頃の女の子、そしてその母親はどうやって娘とボーイフレンドについて話しているのでしょう?最近、悩む機会が増えてきている我が家です。

もうすぐ19歳になる娘の高校時代は女子高だったので、あまりボーイフレンドなどで悩まされることもなく無事にすんできました。ところが高校3年生の頃に知り合った他校の男子と初恋を体験して一気に燃え上がったのですが、とんだ結末に。

シンガポール人の母、英国人の父の間に生まれた彼は礼儀正してくとても母親思いでした。最初は、良い子ね!と思っていたのですが、だんだん母親の息子への溺愛が発覚。母は息子を医者にさせることが夢であり、息子の医大入学とともに豹変して、恋愛は勉強の妨げになる!息子の嫁は医者のみ!母親が日本人であるから(はい、これ私のことです)・・・の理由で別れさせられました。

目が点になるような相手の母親の意見や態度、またそれをしっかりときかざるを得ない哀れな息子に対して、別れて良かったと胸をなでおろす私でしたが、勉強や医者志望はともかく、娘は結婚なんか考えていなかったし、日本人だからという人種への偏見は許せず、今でも腹が立つ経験なのです。

こんなことがあり一時は落ち込んだ娘でしたが、数か月前に付き合ってほしいと大学の同級生に言われて新しい恋が始まりました。まあ、あんな痛い目にあったから、当分恋愛はしないだろう思っていたのは大間違い、甘かった。もちろん恋愛は心の成長に大切であり、立ち直って人を好きになってくれたから、まあ、いいかという感じになりました。

今度の彼はスコットランド人を両親に持つ男の子、前回とはタイプが違い、のんびりゆったりとしたオージー気質を持つ優しい子ですが、もちろん若い恋は暴走したがりますよね。

夜連絡無しに遅くなったりする日は雷を落とす自分でしたが、どんどん恐い(母にとって)会話が娘とはじまっていきました。彼の両親が来月から仕事でヨーロッパに数年行くことになり、送別パーティが夜遅くまであるので「OO日は彼の家で泊まって来るから!」と言い出したのです。

来たな!という感じでした。彼ができた頃から、こういう日が来るのはうすうす感じていましたが、どう対処しようか?と答えを決めかねていたのです。同じ年頃の娘を持つ日本人の友達に訊くと、「うちは平気よ、彼を家で泊まらせるよ」というタイプと、「いやあよね、うちは絶対に泊まらせない」と2つに分かれました。

「え、ゲストルームはあるの?どこで寝るの?」とあくまでも別室を主張の私。

「ゲストルームないんじゃない、わからない。彼の両親は何も言わないよ。それなら、居間のソファーや床で寝るから。」と、ムッとした娘。

ちょっと気まづくなる。まったく相手の両親はどう思うのか?2つ年上の娘さんがいるけど(ボーイフレンドの姉)、彼を泊まらせているのだろうか?相手の両親のスタンダートな考えがわからない、日本人とスコットランド人、いやあ、きっと違うよね、これまた困るのです。

ここで、頭が固く考えが古い母と思われるのも悔しいので、私はこう答えました。

「付き合ってまだ間もないから、まずお互いのことをもっと知ってみてからでもいいのでは?それに100%完璧な避妊なんてものはないよ。もし今妊娠したら、その責任は誰が取るの?結局、私よね。妊娠したら、インターンシップの仕事は失う、仕事して夜学どころではないよ、それでもいいの? お互いの心が本物であり、すべての責任が取れるようになってからにしたら・・・」という方向で話したのです。(無理なのはわかっていますが・・・)

大好きな人と一緒にいたい、セックスしたいというのは当然であり自然な気持ちです。しかし、自分の友達の中には、妊娠した途端に彼が去り一人で出産して子供を育てた人、中絶を無理やり繰りすように強要された人、できちゃった結婚後即離婚した人などが多々います。彼女らの苦痛と深い悲しみを思うと、望まれない妊娠をした時に、しょせん苦しむのは女性であることを知っているから、娘に強く言いたかったのです。

娘の中国系の友達の中では、私はわりと寛大でクールなママと言う評判だったようですが、こんなことはクールでなくても良いのです。そんな厳しい中国系のお嬢様方達は親に嘘をついて出かけていっているようです。

親子で性に関する話はちょっと抵抗がありましたが、正直に話し合える関係というのはとても大切だなあと思えました。いろんなことが起こるたびに、親が本気でぶつかり、心を開いて話し合えば、子供は親を裏切れないのではないでしょうか。

十代の子育て真っ盛り、高校卒業とともに母親にも卒業があるかと思いましたが、どうやらそれはないようですね。十代の子育てで悩むみなさん、大丈夫ですよ。どこの家庭でも同じように問題は起きています。大切なのは問題を見逃したり後回ししたり無視したりしないでください。ひとつひとつちゃんとこなしていけば、あとで大爆発なんてことになりませんからね。

 

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我が家にやってきた可愛い新品のラップトップ

シドニーの寒空の中、娘のインターンシップが始まり、出社初日、にこにこ顔で新しいラップトップを抱えて帰ってきました。娘は今年3月から工科大学でITを勉強し始めたのですが、それと同時にある会社のインターンシップにも受かり、7月中旬から会社員となったのです。

ここで、え?学生と社会人?と、不思議に思われる方もいると思われるのでかんたんに説明すると・・・

大学生のインターンシップと言うと夏・冬休みだけなど、会社によっていろいろとタイプがありますが、娘のは大学の前期を学生、後期は月から金曜日の9時から5時までフルタイムで会社で働くというもの。通常、こちらの大学は学ぶコースや取り方により34年で卒業できますが、(もちろん、ある程度の成績を収めた上であり、そうでなければ落第か卒業できません)娘の場合、後期は夜のクラスを取りながら仕事に就き、卒業には少し時間が長くかかるかもしれません。

それでも、このインターンシップは有給、また卒業と同時に仕事の経験を2年積み、また卒業しても職探しの心配もないという、とても良い制度と思われます。

話が少しずれていってしまいましたが、娘のラップトップにはちょっとこぼれ話があるのです。

娘は、ごくごくふつうの子供のように小さい時から任天堂のゲームが大好きでした。さらにシドニーでは小学校の低学年から教室にはコンピューターが置かれ、家でも私のコンピューターをよく使い、算数・国語・歴史などのゲームやナンシードルゥなどの探偵ものゲームなどがお気に入りでした。

そんな彼女がハイスクールに入った時(日本の中学1年)、ITInformation Technology)の特別クラスに入りたいと言い出しました。その時に高校で一括して購入したコンピューターは3000ドル(役30万円)。6年前のその当時は団体で買うのだし生徒割引とかはないの?と思えましたが、日頃から「あれが欲しいこれが欲しい」と言わない子なのでやむを得ず購入。

その高い!コンピューターは大金を払ったとは思えないひどいもので・・・保険付であったのにもかかわらず、修理は一回まで。いくつかのキイが無くなりボロボロ状態、そんな時、豪政府が10年生の生徒すべてにラップトップを提供するということになり、娘の手元には小さな新しいラップトップが届いたのです。

学校用のものだからインターネットの制限付き、ワードとエクセルくらいしか使えない、聞いたことも無いメーカーのコンピューターではあったのですが娘は大喜びでした。

そして、その政府からいただいたラップトップはなかなかの優れもので実はまだ動いているのです。今年の3月大学に入った時、その古いラップトップを見かねた私は新しいコンピューターを買おうかと娘に話していました。しかし、ちょうど自分のコンピューターも買い替えの時期に来ていたので、「私はこれでいいから、お母さんのを先に買って」と言い張り断固としてゆずりませんでした。

大学のITクラスに政府からもらった古い小さなラップトップを持っていき、クラスのみんなにからかわれていたようでしたが、娘はそんな声も無視をしていました。

そして、今社会人の仲間入りをした娘の手元にインターンシップの会社から新しいラップトップが届いたのです。

今度のラップトップは政府からもらった名の無いメーカーのようなシンプルなものではありませんでした。可愛いコンピューターバッグに入った小さな薄型は最先端のもの。

社会人のスーツ姿がまだまだ気心地が悪そうな娘ですが、新しいラップトップを持つと、どこかビジネスウーマンっぽく見えるのは親ばかでしょうか。もう大学の夜のクラスであの子のラップトップをからかう人なんかはきっと居ないでしょう。

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いまどきのシドニーの高校生? 女子グループがバスで大喧嘩!

先々週、私が日本語を教えている男子生徒ロイ(16歳)が時間になっても来なくて連絡をしたところ「忘れていた」との返事でした。医者と看護師をしている英国人の両親を持つロイは、来れない日は朝からちゃんと連絡してくるような真面目な生徒で、時間には几帳面な子だから、あれ、おかしいなと思ったのですが・・・。

先週、レッスンにやって来たロイは、忘れてしまったことを謝り、その他はふつうだったので、何も気づかずにいました。ところが、昨日、家の近くのグランドでロイのサッカーの試合の応援に行ったときに、ロイの母親と話をして、ある事件があったことを耳にしました。

事件というと大袈裟ですが、ちょっと驚く内容。それは、先々週、学校から帰るスクールバスの中で、ロイと幼馴染のエミィ(15歳)が座って乗っていたところ、同じ高校の少し荒れた女子グループがエミィに因縁をつけてきて大喧嘩が始り、エミィが殴られて怪我を負う始末となったのです。

その喧嘩のあった当日、エミィとロイは両親と警察にも連絡をしたところ、16歳以下の喧嘩という感じで、あまり真剣には扱ってもらえなかったそうです。そして学校側は、スクールバス内でのことで学校内ではないから、あまり関与したくないということでありました。警察でも家でも二人は泣き叫び、両親ともに波乱の日であったようです。

殴ったグループへの学校の対処は知りませんが、殴られたエミィは、警告の手紙を受け取り、隣に座っていたロイは、女子グループのリーダーがエミィに言い始めた時に、なにか悪い言葉を発したようで、学校からは居残りを命じられました。

母親と話しているうちに、その居残りの日がロイの私とのレッスンの日であったことがわかり、きっと彼は私に言いたくなくて、忘れたと言ったことがわかりました。

もともともの静かな子ですが、今思えば、先週のレッスンではあまり元気がなくって、11月から日本に交換留学に行く予定を止めるかもしれないと言い始めたのです。まさか、この喧嘩事件と日本行きが関係しているとは思えませんが、どこかで恐怖を感じた彼は少し不安定になったのかもしれません。そして、男である自分がエミィを守れなかったことが、心のどこかで悔やまれているのかもしれません。

喧嘩両成敗とは言うし、きっとジェシカとそのグループとは前から何かあったのでしょうが、殴って顔に怪我をさせるというのはどうかと思います。その上、バスに乗っていた他の生徒は笑ってみているだけだったという話を聞くと、信じられない!という気になります。

ロイのサッカーチームには、たった一人の女子エミィが入っています。16歳と言えば体格の良い大きめな男子もいて、小さい彼女が必死に混じって走っている姿を見ると、女子サッカーもあるのにどうしてこの子はこのチームにいるのかな?と不思議に思えました。きっと活発な女の子なのでしょうから、荒れた女子グループとソリが合わないのかもしれません。

最近高校を卒業した娘に話したら、「マム、うちの高校は、ほとんどがアジア系でしょ?だから殴り合いなんてしないよ」とのこと。また高校は進学高で厳しかったので、荒れたグループもいなかったとも言えます。

シドニーで学費が一番高い私立校に通っていた娘の友達の汚い話し方を聞いてショックを受けたことがありますが、オージーの女子生徒は言葉が悪い子も多く、喧嘩なんて当たり前なのかもしれません。(もちろん良い子もいっぱい居ますから・・・)

高校生女子が殴り合いの喧嘩をするというのは、もう日常茶飯事なのでしょうか?ちょっと悲しい現実をみたようです。

 

 

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ギャップ・イヤー! こんな制度が日本にも広がるといいな!   

昨日、娘が、「高校時代の友達のひとりが入学したばかりの大学を辞めてギャップ・イヤーを取ることにした」と話し出しました。「え、まだ始って2週間くらいなのに?もう辞めたの?」と驚いたのですが・・・

*オーストラリアの大学は3月から新学期

まず、皆さんは、ギャップ・イヤーという言葉をご存知ですか?

高校を卒業してから大学に入る前に、ボランティア活動、会社のインターンシップや仕事、旅行などをして、大学への入学を一年間ずらすことをギャップ・イヤーと呼んでいます。

元来、ヨーロッパでは盛んに取り入れられているシステムであり、ここオーストラリアでもごくごく普通のこと。近年、アメリカでもギャップ・イヤー制度を奨励する大学が増えてきています。詳細は以下のサイトにありますが、大学によっては、この制度の候補者を海外ボランティア活動に送ったり、一年間の滞在費、航空費、ビザの手数料などの援助をしている大学もあります。

どうしてこのような制度が増えてきているかというと、高校で勉強漬けになり、その後すぐに大学に入り、また4年間みっちり勉強する前に休憩を取る必要性があること。また会社という現場に出たり、社会的にも様々な経験を積み、世界に出ることが、若者の心や感受性を豊かにするからだと思われているようです。

娘の友達の話に戻りますが、彼女は大学に行くことに疑問があったものの、親の言いなりになり、進学を決めたよう。でも実際に大学生活や授業が始まると、違和感が大きくなっていったのです。驚くのは、入ってすぐに辞めると決めたこともありますが、その前に、親の言いなりで大学に入ったことでした。私の知る限りですが、まわりのアジア系の親には、子供の進路を親が決めるという傾向がまだまだ根強く残っています。多くの中国やシンガポール系の親御さんは、将来の子供の職種は弁護士か医者が当たり前と思っています。子供の意思は無視、子供も親に従うパターンが多いのです。

そんな中、自分に正直になりギャップ・イヤーを取ろうと決めた娘の友達、そしてその娘の決断を許した親には感心します。

日本でも、高校の受験地獄で苦しんだ生徒や大学でも真面目に勉強に励む生徒には、こういったギャップ・イヤーがあったらいいなと思えますが、アルバイトや遊びに夢中になる大学生は、もうすでにギャップ・イヤーを体験しているのでしょうね。

 

情報源:American colleges offering to pay students to take a year off

http://www.dailynews.com/general-news/20140314/american-colleges-offering-to-pay-students-to-take-a-year-off

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子供と大人の狭間を行ったり来たり、いまどきのシドニーっ子?! 

オーストラリアの学期は、2月初旬から始ります。細かく言うと、小、中高は1月の下旬、大学は2月末からですが、大学によって3月の初旬から始るところもあります。

我が家の娘も、待ちに待った大学生活が始り、なんだか楽しそうにしていますが、通日前に突然、高熱が出てひどい喉イタになり、今朝は無理矢理学校に向かう始末。

最近、この娘がちょっと気になることを言い出しました。

それは、「マム、(英語でお母さんのこと)私は、もう18歳になったのだから、マミィとは呼ばないからね。ダディもダディではダメよ、ダッドよ」と言うのです。「じゃ、私のことなんて呼ぶの?」ときけば、「日本語ならお母さん、英語ならマムよ」とのこと。これは、携帯でテキストを送るときも同様。テキストを打った後に、マミィと書いてはいけないと言うのです。「自分のことをマミィって呼んだら、口きかないから」と、なんと生意気。

なんじゃこれ?と思えたが、ここ最近、18歳になったのだから、私はもう大人よという発言を妙にしたがる娘なのです。

そういえば、これと似たようなことが、随分前に我が家にはありました。それは、彼女がティーンエイジャーになった時に、「マミィ、私はもうティーンエイジ(13歳)だから、公共の場では、マミィとは手をつながないからね」というものでした。

その時は、なんで13歳が?なんで手をつないだらダメなの?と不思議に思いつつ、少々ショックでしたが、まあ、言いたいようにさせておきました。しばらくは、私も意識して公共の場で手をつなぐことを止めていましたが、数年もしたら、そんなことは忘れたようで、実は今でもたまに2人で手をつなぐ我が家です。

このマミィと呼んではダメ事件を2人の息子さんがいる仲の良い友達に話したら、自分のことのようにショックだったと言ってくれました。いづれは、子供は親から巣立っていくとわかっていても、いつまでも親に甘えてもらいたいのが親の本音なのだと思います。

しかし、18歳だから大人!と言いつつも、まだまだ、どこかに行くときは、私が車で送迎するし、病気で寝込めば、手厚い看病をしています。ボーイフレンドと喧嘩をすれば、何時間も相談相手になり、恐い映画を観た夜はいっしょに寝たり、夜遅く帰ってくるときは、バス停まで迎えに行ったりもしています。(これは治安が心配だからですが)

娘が高校を卒業したら、母親業も卒業かしら!なんて甘い夢を描いていた私ですが、まだもう少し時間がかかりそう。早く一人前の大人になってもらいたい反面、慌てて大人になることもないよ!と言ってやりたい気持ちを抑えつつ過ごす今日この頃です。

 

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親にとっては頭の痛い時期? 受験の後のフォーマルシーズン到来!

ハイスクールの学年末に正装をして参加するパーティがある。アメリカではプロム、ここオーストラリアではフォーマルと呼ばれている。オーストラリアは4学期制、一月末に学期が開始し12月に学年末であるから、11月はフォーマル真っ盛りの季節になる。

通常ハイスクールの10年生(高校一年)と12年生(高校3年生)にこのダンス・パーティが開催され、娘を持つ親としては少々頭が痛くなる時期とも言える。

10年生の時、娘はお値打ちなドレスをチャリティー団体の経営する店で発見。St VincentSalvoと呼ばれるお店には、市民の寄付した洋服、家具、グッズで埋められている。だいたいどの郊外にも一軒はある店で、お金持ちの住む郊外には、なかなかの目玉品が勢ぞろいしている。余談になるが、私はこの店でアンティックの食器を探し出すのが大好きである。

前回、娘は質の良いブランド物のドレスを20ドルで手に入れ、サイズもぴったりで言う事はなかったが、今年はちょっと違った。

さっそく、今年も娘はこの店に足を運び、真っ赤なロングドレスを5ドルでゲット。破格品ではあったが、サイズがほんの少し大きくて、ドライクリーニング屋さんの寸法直しに持っていくことに・・・クリーニング代と寸法直し代の両方で45ドル。トータル50ドルのドレスとなったがモンク無し。

そして今年は仲の良い男友達といっしょに参加することになり、娘の学校と彼の学校の2回のフォーマルに参加することになる。

私は、「え、いっしょのドレスでは駄目なの?」と思ったが、「マム、同じドレスなんて着てけないよ、同じドレスの写真をFBに載せるの?もう一枚必要でしょ。」という始末。

まわりの友達は、一枚数百ドルのドレスを買っている中、彼女は遠慮して、最初の一枚が50ドルだったから、もう一枚買ってもいいか!と思い二人で買い物に出かけた。

近くの大きなアウトレットでブランド物のドレスが5060%オフを見つけた。この80ドルのドレスは娘のサイズにピッタリで寸法直しの心配もいらなかった。ヤレヤレ。

次に気になるのは、パーティの費用。招待する友達の分を出すのは礼儀で、2人分で250ドル。そしてリムジン代2人分80ドル。ひゃ~~~~あんなに近いのになんでリムジン?で行くの?と思えるが、フォーマルと言えばリムジンというパターン。

パーティの化粧、髪の毛の準備を友達といっしょにして、13人でリムジンを一時間チャーターして会場まで行き、料金は人数で割った。

パーティはシドニー湾をクルーズする船。昨夜はあいにくの大雨であったが、360度を見渡せるパノラマ船上レストランでは、娘はおおいに楽しんだようであった。

2日後には、友達のフォーマルが待っている。これは招待されたから何も払わなくってもいいからと・・・安堵する母である。

しかし、この招待される男の子も大変である。タキシードを借りたり、生花のコサージュを用意したりと、同様に親にとっては散在であるのだ。

あと気になるのは、私が日本語を教えている男子生徒は、男子校に通っていて、「パーティ料やタキシードのレントは高いし、つれていく女の子の自慢大会になるだけさ。自分は連れて行く女友達もいないからね、行かない」と言っていた。

一生の思い出になるならと多額なお金を費やす親も多々いる中、彼の言葉にはちょっと可哀想な想いがした。

華々しい社交の場へのデビューになるフォーマルだが、学校内で飾り付けをするような初心に戻ったパーティにしたら、もっと多くの高校生が楽しめるのではないのだろうか?

 

 

 

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ランナーズ免許取得!   母と娘に圧し掛かる120時間の厚い壁     In Sydney

オーストラリアでは16歳になるとLライセンス(ランナーズ免許)の試験を受けることができる。筆記試験に受かった後、一般道路で120時間運転することが義務付けられており一年後の17歳の誕生日に実技の試験を受けることができる。この国には日本のような自動車教習所はあまりなく、まわりの普通免許を所持している人が助手席に乗り教える仕組みである。

娘は16歳の誕生日にすぐにランナーズ免許に挑戦した。その時私は16歳という年齢が運転をするのに若すぎるのではないのか?という疑問と不安はあったが止めることも出来きず、もちろん私が娘の120時間運転練習の教官になる。

まず最初に120時間と聞いたときはものすごい重圧感が押し寄せ娘の横に座るたびに苦痛でもあった。すごく朝早起きをしてできるだけ車がまわりにいない時間帯ばかりを選び、道路も近所ばかりを練習するようにしていた。

そんな折り、日本でいうJAFのような道路サービスすべてを請け負う会社がオーストラリアにもあり、その会社(NRMA)のサービスの一つに仮免許を取得したドライバーに無料で一時間プロの教官がついてくれるものがあることを聞く。ここ数年、ランナーズ免許の次に取得するPドライバー(仮免許)による事故が多発しており、オーストラリア政府はこの防止策としてこのサービスを始めたようだ。

そのプロ教官の1時間は120時間の3時間分に数えられ、またドライバーのみならず、ドライバーに120時間教える人(通常家族や友達)も同乗して運転教授法も学べるというものである。

娘の運転練習10時間が過ぎた頃、この無料運転レッスンを予約することに決め土曜の2時、親子二人は緊張しつつもルンルンとして教習車を待ったのだ。

現れた教官はイギリスから2年前に来たばかりのすごい英国訛りの英語を話す人であった。彼は英国ではベスト教習官でありオーストラリア政府から呼ばれて来ているそうで、彼のユーモアある教え方や落ち着いた態度は娘とわたしの緊張をずぐにほぐしてくれた。

最初説明の後、先生が娘に何を練習したいか?と聞き、娘はまだ一度も練習したことのなかった車線変更を選んだ。通勤ラッシュの際は自分もあまり走らないようにしているシドニーでは主要道路にあたるビクトリア・ロードがある。先生はその道を走ろうと勧めた。

えっ、いきなりビクトリア・ロードと私は驚いたが、娘は私とはなかなかできない機会だとばかりにすかさずYes!!!と言い走り出していたが、私の心臓はドキドキし始めていた。

この日のビクトリア・ロードは土曜の午後の渋滞で3車線がトロトロと動く場面も数箇所あった。この道路の特徴としては、左にバス専用レーンあり、2車線が3車線になったり、4車線のうち2車線は右折のみレーンがあるなどと走りにくい。道をしらなければちょっと疲れる通りである。

親子で緊張空気が漂っていたが、落ち着いた先生の指導のもと、娘が始めて車線変更をした時は後部席で思わず拍手をしてしまった。先生も良くやった!といっしょに拍手。ここから自信をつけた娘はスムーズに無事に1時間走行を終了したのだ。

教える側への今後の注意点としては、いろんな道や時間帯、天候状況、違った条件を走行することを選ぶように言われた。また不安や心配なつきものの私へは、「今日はビーチに行こう!などと2人で地図を広げて新しい場所を開拓していけば120時間がもっと楽しみとなるでしょう。」この言葉を聞き、ストレスになりつつあった運転練習への見方が一変した。

英国から来た超プロの教えを得て少し自信のついた運転手予備軍と教官予備軍が登場した。あと106時間、親子で笑いと喧嘩をしながら嵐や雨の中でも走行することであろう。

さあ、今度はマンリーあたりにでも行こう!と地図を広げる2人である。

 

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13歳の少女がモデル・コンテストで優勝! 嵐の論争をかもし出した朝

2012年‘Dolly Model Search’と題して、‘Dolly Magazine’(十代の少女向け雑誌)がモデル・コンテストをして13歳の女子が優勝した。710日、「13歳という年齢はモデルとして若すぎるのではないか?」という論争が嵐のようにかもし出され各紙のカバーページとなった。

朝のニュース番組で優勝した女子(Lisa)、母親、雑誌の編集者のインタビューを観た。

雑誌のカバーページには13歳の自然な少女らしさが写しだされていたが、テレビでは、身体つきも化粧の仕方も13歳にはとてもみえない。きっとお化粧をしなくても綺麗な顔立ちをしているのにどうしてこんな濃い化粧をするのかと思えた。

13歳という年齢はモデルとして若すぎるし、ファッション業界にまつわる難関をどうやって乗り越えていくのか?」というTVコメンテータの問いに、母親は「出来る限り近くで見守りつづける」主催者は「我誌は十代をターゲットにした雑誌であり、Lisaは一社としか契約を結んでいない。モデル業以外にピアノ、スポーツ、バレエをしていて、将来モデルになると決めたわけではない。ボディ・イメージへの否定や拒食症などの問題を抱える少女に対してロウ・モデル(模範やお手本)として良い刺激となってくれることであろう。」と答えた。

Lisaをはじめ彼女等の嬉しそうな興奮気味な心理は少々理解しがたいものであった。

Lisaは細く、またこの身体を保持していくためには、食べ盛りであるのに相当のダイエット制限をしていく必要がある。一体これがどうやって他の少女の模範になるのであろう?Lisaのような身体つきになりたいがために、異常で不健康なダイエットをしている若者が大勢いるという現実をこの人々はまったく無視しているかのようである。

高校ではボディ・イメージに関する話し合いをする場が体育の時間に設けられているが、その中には、‘いかにランチのカロリーを減らそうかと友達と競い合い、全然太ってもいないのに体重を気にして、林檎を食べることすら「自分が豚のように感じる」と嘆く十代の少女がいる。’

‘フランスとスペインは、美容整形とダイエットのCMを夜10時以前は放映禁止する方向に法律を変えようとしている。’また‘今年5月にファッション誌ヴォーグ各社は異常に痩せすぎていたり16歳以下のモデルを雑誌への使用禁止’を発表している。

これらの例とはまったく逆を行くこのニュースに多くのオーストラリア人は怒りを持ったのである。

13歳といえば、肌には弾力がありツヤツヤしていて、それをお化粧でダメージしてしまうのはあまりにももったいない。ガリガリに痩せているより少々ぽっちゃりしていたほうが可愛いのに!と思うのだが。

ステレオタイプ少女を創りだす雑誌やファッション業界に踊らされることなく、自然な美しさをありのままに表現することの大切さを十代の少女達に教えていくのがまわりの大人の努めではないのであろうか?

Today CH9 The National Ledger smc.com.au

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子供の食生活を考える! バラエティ良く与えるのは親の責任では?

今年NSW州はイースターホリデー(46日グッド・フライデー・9日イースターマンディ) につづき学校が2週間休みに入った。このイースター・ホリデー時期は、娘の音楽強化合宿で3日間20人弱のランチを用意するケーター(飯炊きおばさん)を頼まれる。

買い物の量や準備、支度と大変な労力を使うが、いつも「美味しい!」と喜んでくれる子供達の顔をみるのが嬉しくって飯炊きおばさんをつづけている。

子供の年齢は10歳から17歳まで、「ランチですよ~!」の声とともに子供が元気良く練習場から飛び出してくる。「手を洗ってください!」の掛け声の後、嬉しそうにお皿を手にした子供が順番に並びだしランチを盛ってあげる。

この音楽合宿は、毎週のお稽古以外に年に一度催されるもので、毎週お稽古に来ている顔馴染みの子供もいれば、初めて参加する子もいる。

そんな中、今年初めて参加したジョージの様子がどうも変なことに気づいた。

まず、初日にメキシカンのトルティヤ(巻く皮)の中味に何を入れたいのか聞いたが、どれも嫌だと言う。豆、アボカド、レタス、トマト、チーズ、ミンチ、どれも嫌い!の一点張り。

「えええ、じゃ一体何を巻きたいの?」と聞くと、じぃっと見定めてから、みんないらない!と捨てゼリフのように言い、コーンチップスだけガバッと掴み去っていったのだ。

野菜嫌いの子ならミンチだけ巻けばいいのに!と思えたが、他の子供達の配膳で忙しく、その日はジョージのことはそのままにしておいた。きっとお腹が空けば何か食べるでしょ!と思ってもいた。

そして2日目、「今日のランチは何?」と朝からジョージは聞いてきた。あら珍しい、今日はちゃんと食べるのかしら?

「今日はお寿司よ、プレゼンテーションもするのよ、皆でいっしょに作るからね。」と言ったら、

I hate susi!(寿司なんて大嫌い)と言うのだ。まったく可愛くない、何この子?我まま坊主!と腹に立ったが、気をとりとめ準備をした。

無事プレゼンテーションも終わり、皆で巻き寿司を作ることになり、子供達が大騒ぎになり嬉しそうに何を巻こうか選んでいるなか、案の定ジョージは「寿司なんか嫌いだ!」と言い後ろのほうに座っている。

先生もさすがに見かねて、「嫌いでも何でもいいから、作るだけ作ってごらん。中身が嫌なら何も入れなくていいから。」と言った。するとジョージは海苔を取り、寿司飯を海苔の上におきだしたのである。もちろん何もいれずにただ巻いただけだが行事には参加したから、まあいいか!とも思えた。しかし一口も海苔巻きは食べなかった。

それでもお腹が空いているはずだからと、照り焼きチキン少しと白いご飯を持っていってあげたら、それは食べてくれた。

3日目のハンバーグは、他の子がちゃんとバンにレタスやトマトといっしょに肉を挟んでいるのに、ジョージはなんとハンバーグだけ3個食べた。そして「もうハンバーグ残っていない?」と戻ってきたのだ。ほらごらん、お腹空いているんじゃない!やっと食べてくれたわ!と内心ホッとした。

この時は腹が立つというより、どうしてこの子は、お腹が空いているはずなのに食べ物をこんなに拒否するのが不思議であった。

後で聞いた話だが、ジョージのリセスは、(こちらの学校ではランチ前にリセスという時間がありフルーツやお菓子を家から持っていき食べる)毎日ポテトチップだけだそうだ。ランチは何を食べているのかは聞かなかったが、やはり彼は日頃からいろんな食物に慣れ親しんでいないようであった。だからワケもわからないメキシカンや寿司なんて食べれなかったのである。

日本の子供に比べたら、アメリカ、英国、オーストラリアでは冷凍食品やファースト・フードしか口にしていない子供がとても多い。

いろんな親がいていろんな食生活がある。様々に事情があるのは理解できるが、せめて子供の食生活くらいバラエティ豊かにしてあげれないのであろうか?ここ多国籍のオーストラリアではほんとうにいろんな国の料理を簡単に口にすることができるのだ。それに工夫をすれば高価な食材を使わなくても美味しいものは食べれるのだから。

20人の子供に一々それぞれの好みを聞いてランチを作るわけにはいかないが、そんな背景の食生活を繰り返しているジョージの家庭事情を知ると、とても可哀想に感じた。

 

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