育児

飛行機内で赤ちゃんが泣いたらどうする?     その2 空路苦笑い談と子泣き対処編

年末年始にかけて飛行機を使って国内外旅行を計画しているご家族がきっと多いのか、4月にこのブログに載せた‘飛行機内で赤ちゃんが泣いたらどうする? 日豪ママの対処法の違い’をとても多くの方に読んでいただいている。Thank you!!

そこで、前回書かなかった赤ちゃんや幼児連れのお母様方に経験談や対処法を挙げてみることにした。前半は自分の経験から、後半はあるサイトの情報です。

娘が生まれてから2歳半まで、我が家はカリフォルニアに住んでいた。当時は現在のような直行便もあまりなく乗り換えが普通であったから、待ち時間と飛行時間は親子ともに苦痛であった。

当時のアメリカの赤ちゃんに関するガイド本には、

“飛行機の発着時、気圧の変化により耳が痛くなることがある。大人は唾を飲み込んだりガムを噛んだりなど対処ができるが、赤ちゃんはそれができない。そういった際に、幼児用Tylenol(タイラノール・液体)を飛行機の発着の一時間前に飲ますと良い。また発着の際に赤ちゃんに授乳するのも良い”と書いてあった。

アメリカでタイラノールと言えば、鎮痛解熱剤や風邪の薬として長方され一家に一瓶は必ずある常備薬である。大人は錠剤を飲むが子供用には液体がある。

元々自然療法にまかせて薬嫌いな私はあまり薬を使わないが、飛行機に乗るときだけはこれを忠実に守った。その成果、何度かした日本への帰国の長旅で娘が泣いて困るということは一度もなかったのである。

注:もちろん、子供によって薬が合わない場合もあるので必ずファミリー・ドクターなどに相談してからにしてください!!

もう一つは、娘が退屈しないように必ず遊べるような玩具を手荷物に入れておいたことだ。(2~4歳)その玩具はいつも家で遊んでいるようなものではなく新しく珍しいものやちょっと難しいパズルなどを選んだり。目新しい玩具は随分時間稼ぎになるのである。荷物は増えるが子供が退屈して泣き叫ぶことを思えばお勧めである。

娘に泣かれて困ることは一度もなかったが、大変だったのは昼の便であった。夜の便なら寝てしまうからいいが、昼の便では観光で疲れ切った人ならともかく、そんなのは幼児には通用しない。機内が真っ暗になりまわりの乗客がひたすら眠る中、元気いっぱいヨチヨチと歩く娘の手を持ち、真っ暗な通路を何度も歩き回ったのを覚えている。

これを書いているうちに苦笑いの思い出が2つ浮かんできた。

赤ちゃんのオムツは通常トイレで交換するのが常識である。アメリカから日本へ向うある機内で疲れていた私は、「まあ、いいか、みんなぐっすり寝てるから誰も気づかないわ!」と、自分の席でこっそりと隠して娘のオムツを替え始めたのだが、開けてびっくり、娘はOOOをしていた。大急ぎでかえて何事もなかったかのようにまわりを見渡したら、な、なんと通路をあけて座っていた隣のアジア系の男性が、真っ暗闇のなか、マスクを鼻だけにかけているのだ。ええええ、臭ったの?ごめんなさいと思ったが後の祭であった。(皆様、絶対にオムツはトイレで替えましょうね)

もう一つは・・・・カンタス航空はJAL(日本航空)に比べると男性のフライト・アテンダントがとても多い。アメリカン・エアーなどは格好良い若いお兄さんが乗っていたりするが、カンタスはどちらかというと優しいオジサマがいたりする。(年齢差別してる訳ではないので~~!)

私達(当時娘2歳)は、子連れで先に乗せてもらったのはいいが、自分の席を探していたら機内にいたフライト・アテンダントがニコニコ顔で56人ザァ~っと寄ってきてしまった。それも大きな声で「Oh, pretty girl!!」ときたら、ただでさえも緊張していた娘は、何事かと思いきやギャーと大泣きをし始めたのだ。もうこの時は、申し訳ないやら、皆さんも困ったやらで、彼らはサッと散っていき苦笑であったのだ。

と、話がそれたが幼児連れ旅行者への情報が載っているサイトを見つけたので内容を抜粋して紹介したい。

荷作り

子供にも小さなリュックサックを持たせて、その中に玩具やぬいぐるみを詰める

(クレヨンとお絵かき帳なども良い)自分のバッグを持つことで旅行するという意識が備わる

どこかに置き忘れてしまう可能性があるので哺乳瓶は必ず余分に持つ

子供がいつ服を汚したり濡らしたりするかわからないから手荷物に余分に服を詰めておく

(これは大人でも言える・昔、飛行機が揺れた際に、フライトアテンダントが私のパンツに食事の汁をこぼしてしまった。この時は、娘の着替えばかりを手荷物に詰めていた自分を悔やんだのである)

チェックイン時

赤ちゃん用のベットのリクエスト確認

ベビー・カーを別便荷物として渡すのか機内に持ち込んだら置く場所があるか?などの確認

搭乗前

待っている間に子供をたくさん歩かせ疲れさせてエネルギーを消耗させる

オムツを変えておき、幼児はトイレに行かせておく

食べ物 (国や飛行機会社により持ち込み禁止の物以外)

兄弟や姉妹がいる場合は、喧嘩を避けるため子供ごとに小さなお菓子袋(名前入り)を用意

注:手にベタベタくっついたり、ボロボロと散らかるようなお菓子は避ける

発着時

ガム、飲み物、哺乳瓶を用意しておく

到着後

先にまわりの人々に降りてもらい、子供の玩具、服、靴など忘れ物がないかをチェックしてから降りる

ほとんどの飛行機会社は、幼児連れの親に手を貸してくれるので、必要ならお願いする

 

飛行機という狭い空間の中での長時間の子連れ旅行はとても疲れるものである。それでも幾つかの心構えと準備をしておけば飛行時間は楽しくなり旅の良き思い出にもなる。

もう一つ大切なのは、日頃から親がしっかり子供の躾をしておくことである。悪いことをしても子供を叱らない、叱れない親の存在は、飛行機内で子連れ家族が敬遠されてしまう原因となってしまうこともある。‘旅の恥はかき捨て’なんて甘く思わず、‘転ばず先の杖’としましょう。

 

http://www.chabad.org/theJewishWoman/article_cdo/aid/387689/jewish/Tips-for-Easier-Plane-Traveling-with-Kids.htm

 

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飛行機内で赤ちゃんが泣いたらどうする?  日豪ママの対処法の違い

今朝のニュース番組で、「マレーシア航空は12歳未満の子供のファーストクラスへの搭乗を禁じる」というのを聞き、前回帰国した時のある光景を思い出した。

ご存知の方も多いであろうが、通常エコノミークラスの最前列には前の壁に赤ちゃん用ベッドを備え付けられるようになっていて、赤ちゃん連れ乗客がその辺りの席へと優先されている。

乗った飛行機はクリスマス・ホリデー時期で満席であり、私と娘は前から7列目くらいに座った。

最前列には3組の子連れ夫婦が座っていた。勝手な推測(違っていたらゴメン!)だが、右側2席には日本人の駐在員タイプ夫婦、真ん中にはオーストラリアン夫婦と5,6歳の男の子、左側2席は日本人とオーストラリア人国際結婚夫婦、3組とも赤ちゃん連れであった。

乗り込んであたりの状況をうかがいながら、うわ~~、赤ちゃん3人が並ばされて大丈夫かしらと思えた。というのは、赤ちゃんは飛行機発着の際に耳がキイーンとなっても大人のように唾を飲み込んだりするような対処をしらない。ましてや発着の際は親がしっかりと抱かれざるを得ないから苦痛となり泣くのは当たり前であろう。そして一人が泣けばつられて他の子も泣きやすい。

さらに、飛行中にぐっすり眠りについたとしても、3人のうち1人の赤ちゃんが横で泣いてしまえば、その声で他の赤ちゃんが起こされてしまう場合がある。

だから赤ちゃん連れは離して座らせたほうがいいのにと思うのだが、大きな飛行機以外は備え付けベッド用の壁も多く無いから仕方がないのであろう。

数時間がたち乗客はランチも終わり、さあのんびり映画、読書、昼寝と落ち着こうとし始めた頃、真ん中のオージー赤ちゃんが大声で泣き出し始め、それが延々と10分ほどつづいた。ちょっと気になり観察していると目が点になるような状況を発見した。

なんとそのオージーママ、自分はイヤホーンと映画スクリーンのセットを購入して、赤ちゃんをベットに放り込み、映画を観ているのである。父親はお兄ちゃんの世話に忙しいのか赤ちゃんを抱こうともしない。たまにそのママは赤ちゃんに話しかけるようにしていたが、火がついたように泣いている子がそんな会話なんかで止まるわけがないのである。

自分の家で赤ちゃんを一人で寝かそうと泣かしたままにして疲れて寝させてしまうというようなテクニックならわからないでもないが、ここは個室なんかではなく飛行機の中だ。

迷惑なのはまわりに座っている人々である。赤ちゃん列の真後ろにはオージーの十代くらいの若者がズラ~と座っていたが、だんだん怒りの顔になり、いったいこの親何してるの?という態度で覗き始めていた。

それでもそのオージーママは無視、赤ちゃんは泣きつづけた。

そしてあまりにも泣き声が大きくなったのと回りの刺すような痛い視線に気づいたのであろうか、やっとオージーママは抱っこしたのだ。もちろん赤ちゃんはすぐに泣き止んだのである。

なんでもっと早く抱っこしてあげないの?赤ちゃんの泣き声より、そういう身勝手な母親に私は腹が立ち始めた。

それに迷惑なのは一般乗客ばかりではない。横で赤ちゃんを連れている夫婦たちである。

国際結婚夫婦は「せっかく寝たのだからお願いだから起きないで」とも言わんばかりに夫婦が交代で立ち上がり抱っこしていた。

駐在員風夫婦の母は、ほとんど立ちっぱなしでずっと抱っこしつづけていた。

え、父親はどこ?どうして手伝わないの?とも思ったが、この日本人母には脱帽であった。もちろん結果としては、その赤ちゃんはほとんど泣いていなかったのである。

20116月末のCNNの記事によると、‘同航空会社ボウイング7474400機への赤ちゃんのファーストクラスへの搭乗禁止が決定され、それにつづいてエアバスA380 スーパージャンボのファーストクラスにも同様に赤ちゃん搭乗を禁じる予定’と載っていた。

4月3日のオーストラリアン誌には、同航空会社はエアバスA380の上階を(ビジネスクラスでなくエコノミークラスのキャビンですら)キッズフリー・ゾーンにする発表が載っていた。

ファーストクラスやビジネスクラスで高い料金を払っているビジネスマンが泣き声やうるさい子供の声に悩まされるのは確かにおかしい。

なにかの疾患があるのなら話は別だが、赤ちゃんの世話や子供の躾すらできない、いや、したくないような、そんな母親は公共の乗り物に子供を連れてくるのはどうかと思う。

赤ちゃんや子供といっしょに旅行するのなら、きちんとした対処や躾ができてからにしたらどうであろう?

*私自身、毎年娘と過去16年、数十回以上飛行機に乗ってきたので、子連れ旅行の大変さは重々承知してます。子供が嫌いだからこれを書いたわけではないので誤解のないように。

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ビクトリア州での幼児虐待の実態               In Australia      

 

今朝新聞でビクトリア州での幼児虐待に関するニュースを読んだ。

 

それによると、

 

‘ビクトリア州で2010~2011年のたった一年間に児童保護施設へ寄せられた苦情は6000件にのぼり、1100人ちかくの子供は両親から深刻な虐待を受け、そのうち300人の子供は心身両面への虐待や暴力を受けつづけていた。

 

食事の際に食卓にきちんと座ることやお風呂に入るという普通の子供としての行動を知らない子供。家の床いたるところや玩具箱に使用済みの麻薬注射針が転がっていた家に住む3歳と4歳の児童。餓死寸前で糞尿にまみれ鼠がまん延する家に取り残された子供。4歳の女子は身体的な虐待を受けつづけ、医療手当ても受けておらず、また幼児用の食事を与えてもらえず栄養失調に陥り、歯が朽ちて除去する必要があった。粗大運動技術が低く、会話ですらできない子供。小学校の歳の子供4人は残飯や洗ってない食器の山にまみれた汚れた台所や糞にまみれた床など雑然として家に住んでいた。精神面で異常をきたす母親は子供を学校にも連れて行かず暴力をあたえつづけていた。蚤が増えつづけ頭が傷だらけになっていた子供。‘

 

 

 

今回この調査結果を州政府が公にすることに決めた。

 

それに関して同州の最上位にある児童保護施設職員は‘この危機の徹底的調査は、政府や福祉課だけではなくコミュニティーとしての総合的な仕事である、とこの決定を称え、

 

「もっと多くの経験ある職員に家庭訪問をさせ実際に起きている事柄への支援をするのが最優先である。」とも職員は述べた。‘

 

 

 

一般市民がこういう悲惨な事実を知ることにより、社会における各々の意識の持ち方がかわる。こうやって数字に表れているケースは氷山の一角かもしれない。

 

コミュニティーとしてどうやって助け合うのかは見当もつかないが、まわりの大人がこの子は少しおかしいなと思えば、見過ごさずなんらかの助けの手を差し伸べることが可能になるかもしれない。

 

 

 

ただ個人の自由や権利が守られすぎであるから、まったく他人の子育てに口出しをしたら何を言われるかわからない。まわり友達の子育てですら、助言のつもりで話しても“うちの子育てに干渉しないで!”と言われるご時勢である。

 

 

 

まともな大人に育っていない人々がいとも簡単に子供をつくり親となる。親としての自覚、責任、一般常識も持たず、ただただ自分の思うまま自由奔放に人生を生き、その結果子供が犠牲となる世の中は悲しいが現実である。最悪なのは、そういう親の元で育った子供が将来親となるのだ。いったいどんな世の中になってしまうのであろう。

 

 

 

近所から男性が怒鳴りちらし家の壁やらドアを強打する音がたまに響いてくる。奥さんや子供に最低な言葉や毒舌を吐き、身体かどうかはわからないが言葉の暴力を浴びせている家庭がある。いまのところ回数も少なく、怒鳴り始めてから10分程度で終わるので黙っているが、ひどくなれば警察などに通報する必要があるであろう。

 

 

 

大人の私でさえ恐怖を感じるあの男性の声が3歳の娘をどんなに傷つけているのか考えるだけでも悲しくなる。こういう大人がいなくなる世の中にかえていけたらどんなに子供たちが幸福になることであろう。

 

 

 

Sydney Morning Herald

 

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‘School for teen mum’ in Queensland 高校生ママのクラス誕生は喜ばしいこと?!

今朝のニュースでとても興味ある話を観たので紹介したい。

クイーンズランド州のある高校で在学中に妊娠し出産、そして育児をかかえた生徒のために特別クラスを設けたそうだ。最初は12人の生徒が対象であったが、いまでは病院や社会を通し口コミがひろがり45人の生徒がいる。

このクラスのきっかけとなったのは、その発端者の先生が妊娠したときにYear9(9年生、日本の中学3年)の女子が妊娠、同じ妊婦という立場で、妊娠してしまった生徒にとり‘いかに現状の学校教育をつづけることが難しいか’というのを感じたそうだ。その先生のすごいのは、それを助ける実行に移しクラスを設立したことである。これにより尊い命を堕胎という形で簡単に始末せず、また若くして母親になった女子生徒は高校を止めずに勉強をつづけ、母子ともに将来への希望を持ち生きていける。

十代の妊娠に賛成するつもりはないが、‘どうやって起きてしまった事に対処するか’という面からみると、この動きは素晴らしいものだと思える。ただ45人のママさん生徒がいるのか?というのは驚きであった。

土地柄というか住んでいる郊外、また選ぶ高校によって、子供たちの受ける影響や行動が大きくかわってくる。同じ年頃の娘を持つ母親としては大きな関心事である。

自分の知っている範囲内(シドニー)では、公立高校は試験に合格しなければいけない公立高校(Selectiveセレクティブ)であれば、勉強に必死に追われているので異性への興味があったとしても、妊娠まで到達する可能性は低い。住んでいる地域で決まる公立高校の場合、勉強にあまり熱心ではない近所の女子高の生徒は、バスの中やショッピングモールでどこかの男子高生徒とベチャベチャくっついているのをよく見かける。私立高校も様々であり、ユダヤ系の勉強熱心な高校にいっている娘の友達はボーイフレンドなんてまだまだという感じであり、普通の私立に娘を行かせている友達(日本人)は、「まわりの女子生徒は化粧、ファッション、男の子のことにしか眼中にないのよ、勉強なんてうわの空、でもうちの子は真面目で晩熟だから友だちも少ないの。あんな高校に行かせなければ良かった。」とこぼしていた。

テレビのインタビューでは子供を抱いたママさん生徒の一人が、「これで勉強をつづけて大学に行き自分の希望である看護師を目指します。」と言っていた。先生は「一般の生徒とまじわる機会を持たせ、十代で妊娠、育児をしていくことの苦難を理解させるとともに、そういった過ちを防ぐ最高の薬になる。」と言っていた。

日本で十代で妊娠したらどうなるのであろうか?予想としては親の猛反対、また本人も社会的な圧力に負けて堕胎をするのがほとんどであろう。また両親の理解がとても高く、勇気をふりしぼって出産したとしても、高校を続けるのはとても困難なのではないのか。

日本の十代妊娠の数が多いのか少ないのかは未知数であるから対処もなにもないが、少子化で悩む日本としてはこういう動きに焦点を当てていくのもいいかもしれない?

十代妊娠はできたらしてもらいたくないが、妊娠=落第にせず、生まれてくる命の尊さを考えるとこのクイーンズランドの学校はとても喜ばしい一石を投じたように思う。その先生に大きなエールを送りたい。

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子供といっしょに過ごすホリデーはどこに? オーストラリア子育て事情

4月のイースター時期、オーストラリアの学校はGood Friday(グッド・フライデー、今年は49)から2週間の休暇にはいる。 オーストラリアは4学期制、各学期は10週間、そして春秋冬に2週間づつ夏は1ヶ月半休暇となる。

アメリカ在住の友達が、子供の夏休み3ヶ月は長すぎるといつもこぼしているのに比べたらとても良いシステムである。

この休暇、我が家は娘が休みでも自分は仕事というパターンなので、せめて1日くらいは休みを取り2人で買い物、美術館、映画に行く。

娘の友達で学校の休みに必ず1週間ホリデーを取っているイギリス人家族がいる。 父親いわく、「子供と時間を過ごせる時に過ごしておかないと」と、海岸やブルーマウンテン近辺のホリデーハウスや親戚の別荘などに行きしっかり自然を満喫という素晴らしい時間を過ごしている。 両親ともに仕事から休みを取れるという良い環境が羨ましい。 またこの休暇を利用してゴールドコースト(クイーンズランド州)に1週間出かけたりする家族連れも多い。 シドニー近辺にも多くの美しい海岸があるのでなにも900km、10時間以上かけてあんな遠くまで?という気もするが?!!!

ある知人が先週そのゴールドコースト・ホリデーに2歳、6歳、12歳の子供を連れて家族で出かけた。 が、あとで話を聞くとホリデーという感じは受けなかった。

滞在したホテルには子供の保育所(デイ・ケアー)があり、子供を預けてたまには夫婦でのんびりという思惑があったようだが、同じことを考えた親が多く滞在しているわけだから、ホテル内、プール、レストランをはじめどこに行っても子供であれていたようであった。 もちろんホテルだから何もかも高い。 ランチに家族で60ドル払った!なんて目が点になる。 ゴールドコーストでも小さなベーカリー、サンドイッチバー、イタリアンなど多くのカフェがお値打ちにある。 ちょっとホテルから出て足を伸ばせばホテルの半分もしない。 

それにちょっと気になったのは、日頃から共働きである彼等は子供を長時間保育所、学校、アフタースクールなどに入れているのに、どうしてホリデー中に子供を保育所に入れるの?と思った。 せっかくの休暇、家族旅行なのにどうして子供といっしょに時間を過ごせないのであろうか? 子供の世話を負担や重荷に感じているのではないだろうか。 

共働きをしなければ生活できない状況に自分達を追いやっている。 つまり生活基準を落として物質に走らなければ、なにも無理して共働きでやっていかなくてもいいわけである。

キャリアを選ぶ女性を否定しているわけではないが、母親として子供を生んで育てると決心した段階で、子育てを中途半端にしてしまうのはあまりにも子供が可哀想である。 子供にしてみれば休暇くらい親といっしょにいたいのではないのであろうか?

私は自然に浸るイギリス一家のホリデーが好きだ。 

子供の成長ははやい、親が時間を作る努力をしなければどんどん離れていってしまうのに。

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国際色豊かな赤ちゃんを産む法!

数日前のBBCにおもしろい記事が載っていた。

Babies ‘cry in mother’s tongue‘ 赤ちゃんは母親の言葉で泣く’

ドイツのある研究者によると、胎内にいるときから赤ちゃんは母親の言葉の発音、特徴を聞き始めているとあった。 したがって胎内で聞いた音や最初の言語にとても影響されるそうだ。フランスとドイツの母子60人に調査したところによると、産声、また生後3日くらいからの赤ちゃんの泣き方は母親のそれとちかいとあった。

以前から母親の出産前、妊娠3ヶ月間は、赤ちゃんは外界の音を覚えることが可能になり、また音楽と人間の声には特に敏感になるということは知られてきたが、これはさらに興味がわく内容である。

自分の体験から考えると、出産数週間前まで毎日フルタイムで仕事をしていた。 

当時、ロサンゼルスのダウンタウンまで毎朝車で40分ほど渋滞のなかフリーウエイを走り、社内では日本語、また取材、セールスなどに出かけるときはすべて英語であった。 

編集という仕事柄、移動、撮影、人と話す、会う、書く、その連続であったから、もしこの説が事実であるのなら、娘はわたしのお腹で、山ほど日本語、英語、また社会勉強を受けてきているのだ。

そのせいなのか、娘はなにもかもがはやかった。 4ヶ月で一言話し、8ヶ月くらいから立ちはじめ、また英語、日本語をちいさいうちからしっかりと理解して話していた。

今でも我が家の笑い話だが、アメリカから飛行機に乗って日本に向かう途中、彼女の口からだんだん英語が減っていき、成田につく頃にはほとんど日本語になっていた。 これは2歳くらいのときである。 彼女の心構えか、お母さんには日本語をお父さんには英語を、また日本では日本語をアメリカでは英語を、としっかり分けていたのである。 

また出産後、自分なりに思っていたのは、妊娠中に仕事に就き、多くのことをこなしている母親から生まれた子どものほうが、妊娠中家でのんびりしていた母親から生まれた子どもより、いろいろなことがはやいような気がした。 母親グループなどで知り合った人や友達の例と比べただけのことで科学的な根拠や統計をとったわけではないが、胎児の母親から受ける影響はとても大きいのだと思う。

*もちろん仕事から受けるストレスは多いので必ず良いことばかりはないが

妊娠中のつわりや辛さは人それぞれであるから、すべての妊婦さんに仕事に就けなり、外に出かけよう、などというわけにはいかないが、これを機にたくさんの音楽や語学に触れてみるのもいいかもしれない。とても国際色豊かな子どもが生まれるかもしれませんよ。 

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Happy Birthday to my Love

今日は娘の誕生日。birthday

14年前、22時間の難産の末、カリフォルニア州ロサンゼルスの病院の一室で彼女は生まれた。 部屋のテレビで当時ドジャーズの野茂選手がボールを投げている画面が流れていたのをおぼろげに覚えている。

彼女の顔をみたときは、ああ、やっと会えた!という思いであった。

スピリチュアルやNew Age関係の書物を読むのが大好きで、輪廻、前世などをはじめとした現代の常識?から離れた感覚を持っている自分は、彼女がわたしを母親として選んでくれたと信じているし、前世でもつながりがあったと確信している。したがってわたしと娘はとても仲が良い。 

当時アメリカでの産休は3ヶ月程度しか取れなかった。 ロス、ダウンタウンの事務所で働き、ハリウッド、ビバリーヒルズ、サンタモニカなど、取材で駆け巡り記事を書く仕事をしていた。 まさに自分のドリームジョブであったが、数ヶ月の娘を預けて仕事に復帰することがどうしてもできずに出産後、仕事を断念した。

古風な考えかもしれないが、昔からよく言われる、‘3つ子の魂百までも’である。1、2,3歳という一番大切な、そして一番可愛らしい時期に子育てを他人にまかせたくなかったし、2度と戻らないこの時期をいっしょに過ごさなければきっと後悔するであろうと思ったからだ。

14年たった今、ふと振り返ると自分の紆余曲折であった人生のもとで、娘は素晴らしく育っている。

あの時キャリアを捨てずに、ロサンゼルスの託児所に預けていたらどうなっていたのであろう。 ロサンゼルスのティーンエイジャーの学校生活ぶりや生活態度に嫌悪感があり、また治安の悪さ、それが嫌でオーストラリアへの移住を決めたのだから。

こんなに手塩をかけて育てた娘もあと4年もすれば巣立ってしまう。 もうすぐわたしの背も抜こうとしている。 嬉しいような淋しいような複雑な心境である。

明日の夜、成田行きの便でシドニーを発つ。 このairplaneチケットは彼女への誕生日プレゼントpresent。 アメリカとオーストラリアの国籍を持つ娘には日本に行くたび、日本をたくさん吸収してきてもらいたいという母親の願いである。

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