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すべてのフライトがキャンセル!! 飛行機が定刻通りに飛べない理由は自然災害のせいだけではない?! シドニー・キングスフォード・スミス空港が大混乱に!

今年の夏、日本では台風の影響で多くのフライトがキャンセルされたニュースを耳にしましたが、ここシドニーのキングスフォード・スミス空港でもフライトのキャンセルが頻繁に起きています。サイクローン、強風、濃霧などによる自然災害、飛行機の回転への人為的な計算ミス、コンピューターのシステム化に頼り過ぎているなどなど、いくつかの理由が上げられます。

9月中旬、時速60㎞の強風に見舞われた同空港は、3本ある滑走路のうち1本しか使用できず、100便以上のフライトがキャンセルされました。その後2日ほど強風は止まずフライトのキャンセルはつづき大きな混乱を呼びました。

そして、925日のニュースでは、また同空港でフライトがキャンセルされているニュースが流されました。風もきつくないのに、ああ、また強風かしら?と思っていたら、今回はコントロール搭でのシステムの欠陥により国内線の発着陸すべてがキャンセルのこと。

オーストラリアNSW州では、この日から2週間の学校のお休みが始まったばかり、国内旅行を家族で計画していた親子にとっては悪夢のような朝となったのです。すべての国内線の出発便だけでばなく、メルボルン、ゴールドコーストなど他都市からシドニーに飛ぼうとしている便もキャンセルされました。

コントロール・タワーでのシステムエラー!これはいったいどういうことなのだろうか?と不思議に思い、同空港でのフライトのキャンセルにかかわる過去の記事を調べていくと少し背筋が冷たくなるような事実がみえてきました。

まず、遡って201652日の記事では、飛行機のトラッキングシステムが、ある一カ月間に15回も作動していなかったとのこと。システムが通常通りに作動しなければ、画面上から飛行機一機が消えてしまい、古くゆっくりと動くレーダー上でしか見えなくなるという信じられないことが発生していたのです。この時は大事には至らななかったものの、コントロール・タワーを管轄しているAirservies Australiaは、同システムは使用されたまま、さらに時間内により多くの飛行を発着陸させようとしているようです。しかし、コントロール・タワーで働く人々は、この欠陥のあるシステムの使用を停止するか修理するか、もしくは管制官の非常時に備えたさらなるトレーニングを指摘してます。

20172月の記事では、コントロール・タワー内での費用削減のための人員カットがいつかは「大きな事故などを起こす可能性を導く」と予測しています。

同時期、コントロール・タワーを管轄するAirservies Australiaは、700人以上の人員をカット。同機関は、「管制塔の前線で働く管制官や空港消防士など重要な人員のカットはしておらず、安全性の専門家・放射線障害検査官・フライト模擬訓練士官・環境騒音マーネージャーなどのカットのみ」と語っていますが、これらの仕事すべてが重要なのではないのでしょうか?こんなに大きな空港なのに冗談のような人員削減が行われているのは信じられません。

 

20173月、甥の結婚式のためにシドニーから午後10時発、ホノルル空港に飛ぼうとしていた私の便がキャンセルされました。その時は、燃料のゲージが正確に動いていないとのことで、最初にゲートで一時間ほど待たされ、すべての搭乗客が乗り込んだ後、さらに機内で待つこと30分。結局、ゲージの修理は不可能、同空港のカーヒュー(発着陸禁止時間)11時に間に合わず飛ぶことが出来ませんでした。飛行機から降りて荷物を待ってタクシーの長い列、この時はうんざりでした。運が良かったのは、結婚式の前日にホノルルに入る予定だったので翌日の便で飛んで結婚式には参加できたことです。

耳にしたのは、夜10時発のこのシドニー発ホノルル便は、メルボルンから飛んで来る国内便の飛行機を使用しており、同空港内での国内線から国際線への機体の移動、機内清掃、荷物や食事の積込み、給油、プラス11時のカーヒューに間に合わせなければならないという大きなプレッシャーが関係者一同にのしかかっているようです。数週間前には、メルボルンからの飛行機が遅れて、カーヒューに間に合わすために4人の身体障碍者(車椅子使用)を搭乗させる時間がなく、その人々を残して飛んだというハプニングが起きたそう。

いかに飛行機を短時間内で回転させようとしている計算が大きな誤算となっているようで、人為的なミスと言えるのではないでしょうか。

話を元にもどして、今回のシドニーでのフライトキャンセルは午後にはおさまり、数時間待たされていた人々はそれぞれの行き先に飛んでいったようです。翌日のニュースによると、今回の原因は、管制塔でのコンピューターのハードウエアの欠陥によるものだそう。

日本や他国の管制塔事情は、まったく知りませんが、同空港のように管制塔での作動をコンピューターに頼り過ぎてしまうと、こんな大きな落とし穴に巻き込まれても不思議ではありません。

飛行機を利用する人々が増加をたどる中、どこの空港も発着陸の数はパンク寸前になっていることでしょう。大きな事故が起きてからでは遅すぎるわかっていても、こういった大混乱が起きる度に航空会社や管制塔関係のトップはなにかの改善をしているのでしょうか?

すべてを信じて飛行機に乗る私達にはなにもできることがなく、毎日無事に飛行機が飛んでくれることを願うだけとは悲しすぎる現実です。

 

 

 

http://www.abc.net.au/news/2017-09-14/flight-delays-due-to-high-winds-at-sydney-winds/8944628

 

http://www.abc.net.au/news/2017-09-25/sydney-airport-domestic-flights-delayed/8980364

 

http://www.abc.net.au/news/2016-05-02/plane-tracking-system-regularly-failing-at-sydney-airport/7376740

 

 

 

 

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