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誕生日に卒業式に出席!? 無事に高校を終えたことへの喜びと寂しさ!

ここ何年か地元の高校生に日本語を教えていますが、一人の生徒のご両親が海外に出かけていて卒業式に出席できないと聞き、それなら私がかわりに出席しましょうとなりました。 その時、ちゃんと日程を聞かずに返事をしてしまったのですが、なんと卒業式が自分の誕生日とわかり、ちょっと迷ったものの、今まで教えてきて親しみのある生徒達でしたから、これも何かの縁なのかと思いつつ、昨日、某ハイスクールの卒業式に出かけました。 オーストラリアでは南半球に位置することから季節が日本とは逆になり、北半球の学校とは違う時期に学期が始まります。 NSW州ではだいたい9月後半に高校12年生の卒業式が行われ、10月に日本のセンター試験と同様のHSC*High School Certificateと呼ばれる大学入試の試験があります。試験の前に卒業というのは日本とはちょっと違いますね。 卒業式は、学校の生徒数により時間帯が異なり、大きな高校は通常午前に7年生から12年生の生徒だけで式を行い、夕方くらいから卒業生の両親や親せきが参加する式を行います。 今回私が出席した高校は生徒数が少ないからか、午前中に全校生徒と卒業生の親や親せき、友達をまとめていっしょに式を行いました。 まず最初にオーストラリア国家斉唱、次に校長先生や12年生のスクール・アドバイザーと呼ばれる先生方の挨拶。次に日本で言う生徒会長、スクールキャプテン、副キャプテン男女の挨拶、音楽クラスの演奏や歌、翌年のスクール・キャプテン達の交代式、卒業証書授与とつづきます。 スクール・キャプテン,副キャプテンは男子・女子一人づついますが、どの生徒も必ず親へのお礼の言葉を言っているのが印象的でした。そのうちの男子キャプテンは、いろんな高校6年間の想い出を語った後、彼の母親へのお礼の言葉を述べたのですが、 「お母さんの助けや支えがなければ、僕はここまでやってこれませんでした・・・」と話しているうちに声がつまり泣き出してしまいました。 会場のみんながしぃーんとなり、まわりにいた副キャプテン達がティッシュを探したり、ハグしたり、この時は、一見するとみんな大人びてみえる18歳の生徒たちがとても可愛く感じました。 私の日本語を教えている生徒は、数年前にスクールバスの中で同校の荒れたグループ達にからまれて殴られたりしたこともあったので、ちょっとコワイ生徒がいるのかしらと思っていましたが、卒業式の全校生徒の前で母親にお礼を言って涙するキャプテン、彼に声援を送る生徒達などの光景を目の当たりにして、みんないい子なんだな~と胸が熱くなりました。 私の他の日本語を教えている生徒がバンドを組んで楽しそうに嬉しそうに楽器を弾くのを聴きながら、横に座っていたその生徒の母親がポツリと・・・ 「去年突然学校を止めると言いだしてね、あの時はほんとうに困ったの」と話しだしました。 私のところには毎週明るく勉強に来ていたので、そんなことがあったとはまったく知らず驚きでした。 子供も親たちもみんないろいろ乗り越え卒業式を無事に迎えることができ、どの親御さんも嬉しさはひとしおでしょう。 子育てはほんとうに難しく大変な時もありますが、もう学校への送迎もお弁当作りもなく、嬉しいような悲しいような心にぽっかりと穴があいたような気分になるでしょう。 私も長年可愛がってきた生徒の卒業式に参加して、自分の子供たちが巣立っていくようなちょっと寂しくなる春の一日でした。

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