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2015年11月

「夢は必ずかなう」を実現した!2015年メルボルンカップの勝利者女性ジョッキーの裏話 その2

昨日、このブログで2015年メルボルンカップ史上初の女性ジョッキー、ミッシェルさんが勝利した話を紹介しましたが、新聞やニュースを読んでいくうちにミッシェルさんがここに至るまでの人生模様を知り、ここで紹介していきます。

豪競馬レース界では有名な家族Payne家に生まれたミッシェルさんは、わずか6か月のときに母親を交通事故で亡くしています。

5歳のときにメルボルンカップで優勝する夢をみて、7歳のときにメルボルンカップでの勝利が自分の夢である話をしたら、学校の友達にからかわれたこともあったよう。それでも彼女は夢を追いつづけました。

そんな中、家族の悲劇はつづきます。2007年には同じくジョッキーであった一番 上のお姉さんブリジットさんを亡くしています。母親を早くに失った10人兄弟のPayne家ではきっとブリジットさんが母親代わりとして頑張っていたことでしょう。それに加えて、ブリジットさんは、豪競馬界での女性ジョッキーの草分け的な立場であり、豪競馬界レース歴史上2 番目の女性ジョッキーでした。運悪く落馬が原因となり36歳という若さで亡くなっています。

ミッシェルさんは、今回の勝利を導いたプリンス・オブ・ペンザンス馬に22回乗ってレースに参戦しています。初勝利を上げたのは、この馬が3歳のとき。その時、ミッシェルさんは、この馬はメルボルンカップの馬だと感じたそうです

夢といい第六感といい、ミッシェルさんは自分の心に忠実に生きてきたようです。ここでいくつかの彼女の言葉を紹介します。

「まだまだ男性優位のスポーツである競馬界、この歴史的な瞬間により多くの女性ジョッキーへの道を開いていく ことを願ってやみません。メルボルンカップでの勝利はとても嬉しいです。そして、これが今後、女性の挑戦や成功への助けとなっていくことを望んでいま す」。

「よく人は女性には力がない!って思っているでしょ。でも、すべてが力だけではないのですよ」

競馬レースなら馬とのリズムの取り合い方とか辛抱とかいろんな要素が混じり合い、力だけが必要ではないとレース後のインタビューで語っていました。

これを聞くと、体格や力量が男性に比べ劣っていても、女性だからできないことはないという気にさせてくれます

「これを機に多くの人々にダウン症へ特別視をせずにごくふつうに接してもらえたらと思います。兄のスティビーはダウン症ですが料理したり銀行に行ったり、なんでも自分でできますよ」とも語っていました。

ミッシェルさんのすぐ上の兄であるスティビーさんはダウン症ということもありプロのジョッキーへは進まれなかったようです。 そのスティービーさんは馬丁(馬の世話をする人)としてミッシェルさんを支え続けてきています。

今回のミッシェルさんから学べることは・・・

女性だからといって不可能なことはない!

夢を持ち努力をつづければ必ずかなっていく!

男性優位スポーツ界、メルボルンカップで頂点に立ったミッシェルさんの勝利は、多くの女性ばかりかダウン症の家族を持つ人々にも勇気と元気を与えてくれる結果になりました。

今後のミッシェルさんの活躍を願うばかりです。

 

 

http://www.thecourier.com.au Payne family hit by tragedy

http://www.theage.com.au/sport/horseracing/melbourne-cup-2015-winning-jockey-michelle-payne-hits-back-at-doubters-after-making-history-on-prince-of-penzance-20151103-gkpouv.html

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史上初女性ジョッキーが2015年メルボルンカップの王冠を手にする!!

毎年11月の第一火曜日は、オーストラリア中の老若男女がテレビの画面に釘付けになると言っても過言ではないほどの大きな競馬レースが催されます。お隣のビクトリア州では、この日は祝日となり、前日にパレードがあったり、当日は背広やドレスを着込んだ人々がレース場に押しかけたりしてお祭り騒ぎとなります。このオシャレな帽子をかぶるのが習わしであり、競馬場に行かなくても、このあたりのパブなどでレース中継を観る人々も素敵な帽子をかぶっていたりして、見かけるだけで楽しくなります。

毎年、メインのレースは3時にスタートします。娘が小学校の頃は、いつも迎えに行く時間と重なり見逃していましたが、そんな迎えもなくなり、ここ数年はテレビの前にかぶりつき。

2014年のレースは、このブログでも紹介しましたが(競馬レースの馬は酷使され過ぎ? 豪メルボルンカップのレース後に日本馬が死亡!2014年、豪メルボルンカップの結果が大きな波紋を呼ぶオーストラリアその2)、参加した日本馬がレース後に死んでしまうという悲しい結末でした。今年も日本から参加していたFame Game馬が優勝候補にあげられていましたが、残念ながら13位に終わりました。

去年の悲しいレースと比べて今年はちょっと嬉しい結果となりました。

なんと、史上初、女性ジョッキーが勝利を手にしたのです。

競馬のジョッキーと言えばどこの国でも男性がほとんどを占めている中、こんなに大きな競馬レースであるメルボルンカップで女性ジョッキーが優勝したというのは快挙であります。

レース後の可愛らしい声のインタビューを聞いていると、こんなすごい世界でよく頂点に立てたな!と感心します。そして、どんな分野においても、女性だからできないとか勝てないなんてことはどんどん無くなっていくのではないのかしらと大きな勇気をもらえたような気になりました。

競馬レースと言うと、ギャンブル、そして馬への酷使には抵抗がありますが、女性ジョッキー勝利という、今年はちょっと嬉しくなる結果でした。

 

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