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2014年10月

今どきの子供の誕生日会? プレゼントに注文をつける親たち?! 

最近、子供の誕生日会について、驚くような話を2つ耳にしました。といっても、別にこれがシドニーで流行っているわけではないのですが、こういうのもありなんだという、発見のような疑問のような感じで紹介します。

まず、ひとつは、友達が自分の子供の友達の誕生日会に招待されたときに、主催者(オーストラリア人の夫婦)からプレゼントに関して告知があったそうです。それは、自分の子供への誕生日のプレゼントを持ってきてもらう代わりに、医療団体にお金を寄付してくださいというもの。そこの娘さんの体はとても弱く病院に行く機会が多く、いかに医療費が高いかということを親は実感していて、たとえ少額でも医療費に困っている親や子供を助けようという思いから、このアイデアに至ったようです。

しかし、子供の誕生日プレゼントなら、いくらくらいか見当はつきますが、寄付ならいくら? 迷った友達は、最初は15ドルくらいと思っていたそうでしたが、「医療団体への寄付だからな」と思い、もっと大目に渡したようでした。

この話を聞いたとき、なんて素晴らしいアイデアだと思いましたが、この話にはちょっと疑問がわくようなオチがあります。

なんと、誕生会に参加した子供の親、つまり寄付をした人の名前と金額がリストにされて、パーティで公表されたと言うのです。

日本の神社で寄付の名前と金額が載ってたりしますが・・・・ちょっと違うか??

そのリストで15ドルが最低額だったと知った友達は、大目に持っていって良かったとホッとしたそうですが、私は、その額と名前を公表した親に対して疑問を感じます。

寄付というのは、渡す側の気持ちであり、慈善行為であります。合計金額を公表するのなら理解できますが、名前と金額をリストアップするのは間違っているのではないでしょうか? まあ、さっぱりしたオーストラリア人は、自分の額がどれだけであろうと気にしないのかもしれませんが、もし自分が最下位ならあまり気分の良いものではないですよね。

もうひとつの誕生日会は、知り合いの夫婦から息子さんの誕生日会の招待状をいただき、見てびっくり。

まず、「料理は自分達で用意するから、飲みものは各自で持参してきてください」とありました。子供は一歳、そんな誕生会でお酒を飲むわけもないのに、ソフトドリンクくらいならお祝いに来る人に用意しないの?というのが正直な感想。そして、もうひとつは、「我が家には、すでに玩具や子供用品はいっぱいあるので、プレゼントは一切不要。その代り、彼の将来のために貯金をしたいのでお金をお願いします」とあったのです。

結婚式や出産のプレゼントの際は、自分たちの欲しいものや必要なものをお店に登録して、お祝いをしたい人が、その店に行き買うというシステムはよくありますが、1歳の子供の誕生日に玩具や子供用品ではなく、お金をお願いするというケースは初めてでした。

もちろん、いらない玩具や洋服をもらって無駄にするよりは、合理的と言えば合理的ですが、ここまで来ると、「いったい誕生日会って、なんでするの?」というの疑問が湧いてきます。

誕生日会は、子供が一年一年無事に成長して大きくなっていく過程の節目に、親、家族や友達が集まってお祝いをするものです。親であるパーティを主催する側が食事や飲み物を用意してお祝いに来てくれる人をもてなせばいいのであり、持ってきてもらう贈り物に注文をつけるのはどうかと思うのですが・・・

もしかしたら私の考え方が古くって、これが今の風潮なのでしょうか? なんだか疑問が残る今どきの誕生日会談話でした。

 

 

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Sydney的土曜日の過ごし方                   馬に乗って快適編

数年前、家から車で15分ほどのところに大きな牧草地が広がり多くの馬が放し飼いにされていた場所があり、時間があれば行って馬を眺めていたことがありました。馬の優しい目を見ているだけでホッとするような場所でしたが、その牧草地が政府の騎馬警官隊に買われてから、馬に会いに行くこともできずにいました。

その時は馬を眺めたり撫でてあげたりするくらいで、乗るということは考えていなかったのですが、日本の仲の良い友達が乗馬をはじめて、そのリフレッシュ感が最高という話を聞いてから、いつかは乗ってみたいなと思うようになり、その日がついにやってきました。

シドニー近郊の乗馬クラブなどを調べると、やはり近場では乗馬料金がとても高くて、少し田舎に行ったほうが安いことを発見。土曜の朝、ウエブサイトで見つけた乗馬クラブに電話をしたら、当日でもOK、値段もお値打ちということになり、速攻で出かけてきました。

まず、場所はシドニーの中心地から西方面、リバプールを超えたGledswood Hills。シドニーでゴルフをしている人なら誰でも知っているCamdenのレイクサイド・ゴルフクラブの真横にあり、車で1時間ほどの場所です。

シドニーは都会ですがリバプールを抜ける辺りから、景色はぐっと風光明媚になっていきます。この乗馬クラブは広大な牧草地が広がり、いきなり映画のワンシーンに入り込んだようなセッティング。大人や子供の牧草地を歩きまわる乗馬をはじめ、小さなお子様用にポニー・ライドや、乗馬をしなくてもカントリー調のオシャレなカフェや結婚式場などもあり、ちょっとランチやお茶に寄っても素敵な施設がそろっています。

到着後、高鳴る心臓を落ち着かせ、申込書に自分の詳細を書き込みました。

「ひゃあ~~ついに乗馬」、ヘルメットを付けて、ウィンストン君の上にまたがることに・・・この時、噂には聞いてましたが、高さにびっくり。こんな上に座るの?と少し恐怖を感じましたが、ここまで来て止めるわけには行きませんよね。大丈夫、大丈夫と自分に言い聞かせました。そして、乗馬クラブの可愛い女の子が、馬を停める時、右に曲がる時、左に曲がる時、動き出す時などの手綱裁きや馬の蹴り方を教えてくれました。

「ウインストンは一番おとなしい馬だから大丈夫よ」と言われて・・・???

この時点で頭が真っ白!! 

「さあ、行きますよ!」の合図で7人のライダーと一緒に広大な牧草地へ出発することに。いっしょに歩いてくれるのは、乗馬歴30年のカレンさんと156歳の6人の可愛い女の子達。

「え、もう行くの?たった2分の説明で私が馬を操るの?」真っ青になったのは言うまでありません。

最初は小さい子のポニーライドのように誰かが横に付いて柵の中をクルクルと歩いてくれると思っていたのです。広い牧草地にはアップダウンあり川あり橋あり、途中で道路を渡ったりと、わりとハードな道のりが広がっているのです。

最初の20分は必死でみんなと歩くのですが、体がガチガチ、お尻は痛い、景色を見るどころではなく、ひたすらウインストン君に「お利巧ね、お利巧ね」とゴマをすって歩きました。途中で、一匹の馬が暴れ出して横の馬を蹴りだしたり・・・お願いだから側に来ないで!と願うのみ。

だいたい半分くらい行ったところで、やっと体も心も慣れてきて、景色を楽しめるようになりました。しかし、このウインストン君、絶対に私が初心者だということを知っていますよね、なめているというか、この子だけ途中で停まると地面の草をムシャムシャと食べだすのです。

「お腹蹴って、もっと引っ張って」とみんなが言ってくれるのですが、どうも手加減がわからず、弱気な私で、ウインストン君もそれがわかっているようでした。それにウインストン君はどうやら食いしん坊のようでいつも食べのるのが好きな馬だったようです。

まあ、こんな感じで一時間が過ぎて無事に馬小屋に戻ってきました。

乗馬をしてみたい人は、ここでは毎週、金、土、日の101224時に一般のトライアル・ライドが可能で、一時間50ドル(約4600円)です。経営者のタニヤとダン、クラブの青少年はマナーが良くて可愛くてお勧めの乗馬クラブです。

正直なところ最初は怖かったし、今でもお尻は痛いけど、終わった後は何とも言えない開放感と爽快感が漂い、乗馬の醍醐味を体験できました。手軽に乗馬、こんなに充実した土曜日を過ごせるのはシドニーならではかもしれませんね。

シドニーのお住いの方、シドニーを訪問される予定のある方、ぜひ一度乗馬を試してみることをお勧めします。

Sydney Horse Riding Centre

900 Camden Valley Way, Gledswood Hills NSW 2557

www.sydneyhorseridingcentre.com

0418111056

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セプテンバーガールズ、シドニー流?母と娘の誕生日の祝い方!

私のまわりには不思議なくらい9月生まれが多く、先月は「おめでとう」メールやプレゼントの買い物やらで大忙しでした。ちなみに自分と娘もセプテンバー・ガール、この忙しさは自分達の分も入っていたのですが、すべてが終わりホッとしたところです。

まず、私の誕生日の娘からのプレゼントは、ダブル・デライトという名前を持つ美しいバラ。どうしてデライト(楽しみ)がダブルなのかというと、最初の蕾は真っ白で、白いバラかな?と思いきや、花が開いていくごとに花びらの先がピンクから赤に変わっていくという不思議な品種のバラなのです。神秘的な美しさはずっと見ていても飽きることなく、香りもまるで香水のよう。

誕生日というと一般的に花束を想像しますが、花束はきっと他の人からもらうと思ったのか?娘はわざわざシドニー市場に行ってバラの苗木を買って来ました。わりと大き目の鉢だったので、いったいどうやって運んだのかしら?と思えましたが、バラ好きの私への優しい思いと、花の美しさと香りがとても心に沁みていき、どんな高価なジュエリーよりも嬉しいプレゼントとなりました。

そして、「マム、何が食べたい?私が招待するから」とレストランも予約してくれました。娘は今年から大学生になりましたが、一年の半分は夜のクラスを取りつつインターンシップの会社で働きはじめ、お給料がもらえるようになりました。初月給でどこかに食べに連れていってくれると言っていたのですが、忙しい日々を過ごす中、そんな機会も持てずにいたのです。

春なのにまだ冷たい風の吹き荒れる誕生日の夜、ワクワクして2人でバスに乗り込みシドニーの中心街に向かいました。そして食事の前に娘は自慢気に大学の構内を案内してくれました。いつまでも子供と思っていた娘も大人の仲間入りをしているのだとつくづくと感じた夜。その後行った先はタイ料理のレストラン。多国籍文化の集中するシドニーならではの本格派タイ料理は美味しく、また娘の招待、とても感慨深いものがありました。

そして次に娘の誕生日を迎え、私はチラシ寿司や和食を作り、近所のフレンチ・ベーカリーからケーキを買ってお祝いしました。実はこのチラシ寿司は私の母の定番。私の子供時代の誕生日には母が必ずチラシ寿司とコロッケやらハンバーグ、ケーキを作ってくれたのです。小さい頃のその思い出が忘れられなく今では自分が作る側。今更ながら自分が受けてきた母親の熱い愛情を感じました。

19年前、予定日を大幅に過ぎ難産の末、娘はLAで生まれました。あの時の娘がこんなに成長したんだと思うと、19年間の大変だったことよりも嬉しさと幸せな感覚で胸が一杯になります。

子育ては先の見えない長い道のりです。でも親が一生懸命に真の愛を与えつづけ、清らかで正しい姿を見せていけば、子供は親や社会を裏切りません。そしてその愛情を自分達の子供に与えることを学んでいくのではないでしょうか? 

きっと誕生日は家族や友の愛情を再認識する良い日なのかもしれません。

 

 

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