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2013年10月

猛威を奮うブルーマウンテンの山火事、過去最悪の非常事態に! 

10月、暦の上ではまだ春のシドニーですが、気温が30度以上、乾燥した日がつづき、強風が吹き荒れると、山火事発生の危険は最大化します。先週、まさしくこの天候がつづき、現在ブルーマウンテンの山火事は止むことを知らず猛威を奮いつづけているのです。

ブルーマウンテン国立公園へは、日本からシドニーに観光に来た人ならほとんどが足を運んだことがあると思われる名所のひとつです。市の中心地から車や電車で1時間半くらいに位置して、遠くからみると青い岩山がつづくことからブルーマウンテンと呼ばれています。

岩山とユーカリ樹木が拡がり、810年単位で起きる自然サイクルの山火事は避けられない事象ですが、今回は、最初は気温上昇などの自然発火で始まりましたが、数日前にある少年が放火した人災により火がさらに拡がりました。なんとも悲しい行動です。

現時点ではブルーマウンテン地域で60箇所が燃えており、朝のニュースでは、時速80100kmの強風と最高気温35度くらいに上昇し、また異常な湿度の低さから天気記録史上初の最悪の山火事が予報されています。学校は閉校、住民には、重要な用事がない限り地域から非難するように呼びかけが発令しました。

シドニーからは100kmほど離れていますが、ここ数日は我が郊外でも小さな灰が舞ったり、焦げ臭く空も灰色にくすみ、多くの喘息持ちの人々に影響を出しているようで、私自身も喉がいがらっぽく感じます。

たまたま、この地域でB&B(朝食付きのホテル)で働いている友達と電話で話したところ、煙、灰、異常な暑さと住民の緊張感とストレス度が増しているよう。非難警告がでたら、すぐにシドニーに戻ってくるように話しました。

先月アメリカ、カリフォルニア州ヨセミテ公園の山火事のニュースをテレビで観たばかりですが、ここオーストラリでも山火事のシーズンが始まりました。

恐怖なのは、まだ夏になっていないことです。先週山火事発生となった気温は例年の10月の気温より10度以上も高く、それがおおきな要因であります。

この地球温暖化や気候変動の影響は避けられない事実であり、どんどん大きな天災が増えていくことでしょう。

今回の山火事が一日も早く収まることを祈り、また連日つづいて消化活動に努力を惜しまず働いている多くのNSW州緊急レスキュー隊、消防士、ボランティア団体に感謝するのみであります。

情報源:http://www.dailytelegraph.com.au/news/one-hell-of-a-start-to-an-early-summer-as-firestorms-sweep-across-nsw/story-fni0cx4q-1226716072987

http://www.theaustralian.com.au/in-depth/bushfires/fears-grow-nsw-blue-mountains-bushfires-will-merge-and-form-a-mega-fire/story-fngw0i02-1226743664238

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