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シドニー豪雨から思うこと!   土曜の朝のひとりごと                     

今年のシドニーの夏は異常に暑い日が数週間あったものの、異常な天候記録更新などを除いてはわりと恵まれた夏であったと言えよう。タスマニヤやビクトリア州、西オーストラリア州で燃え続けた山火事、クイーンズランド州でのサイクローンや洪水に悩ませられた住人に比べればとてもラッキーな地である。

南半球の3月は暦の上では秋であるが、シドニーはずっと今年3月の平均気温が高く、数十年ぶりの最高気温を更新したりしていた。ここ数日、日中最高気温が19度~20度というごく一般の4月の気候になっていたが、3月の異常な暑さのせいか、4月に入っても秋であることをすっかり忘れていた。そして娘が「マム知ってた?もう秋の半分過ぎてるよ」との言葉にギョッとした。

秋冬の洋服もちゃんと用意しておらず、寒い寒いと慌てて長袖上着を探し出す日々となる。

おまけに今朝は気温が下がったばかりではなく天からバケツ水をぶっ掛けられているような土砂降りの雨となった。午前中、シティ(市の中心部)に出かける用事があり止むを得ず出かけた。

銃撃のような大粒の雨に道路は一瞬にしぶきで真っ白になっていった。ワイパーを一番速く動かしても5mくらい前を見るのが必死の状態。車に当たる雨音も激しく、橋を渡るときは強風で車が横に押されるのを感じた。過去一度もこんな雨を経験したことがないくらいの強烈な雨は恐怖にさえ感じた。

もともと水はけの悪いシドニー道路であるが、みるみるうちにあちらこちらに水溜りができていた。壮大に美しくそびえ立つセント・メアリー大聖堂に曲がる道は、20cmほど3m幅くらいの水が大きく溜まっていた。水溜りが深いのでは?と一目瞭然の箇所は、ドライバーも自分の車が心配であるから、ソロソロとスピードを落としてぬけていくが、小さな水溜りでは、スピードを落とさないドライバーが普通に走っていく。当然のごとく信号を待っていた人々はしぶきでビシャビシャになる。頭上から、いや、強風をともなう横殴りの雨だけではない、車からの水しぶきで散々の光景である。

また夏期の異常な豪雨のときにも思ったが、とにかく今までの普通の傘では太刀打ちできないことが判明した。大袈裟な言い方だが、折りたたみ式傘は便利ではあるがいとも簡単に壊れる。だって最高瞬間風速100kmが頻繁に起きていたからだ。

こうなると、今後さらにひどくなる気候変動を快適に生きていくのには、現存の傘や雨具ではいけないのである。

レインコートは完璧に水をはじくような防水加工+軽目でしっかりしたものが良い。日本の雨靴は良質そうであるからあまり心配はなさそうだが、ここシドニーでは上質の雨靴なんてみたことない。それにどちらかというと、強風と闘いながらもう傘を差している場合ではない。頭からすっぽりかぶるポンチョの強力版みたいなものがあれば便利なのに!とよく思った。(手が出た方がいいが)

先月メルボルンでは、強風でヒビ割れの入っていた古いレンガの壁が崩れ落ち、たまたまその時横の道を歩いていた一般市民が3人亡くなった。そのうち2人は兄と妹で、一度に2人の子供を失ったご両親の気持ちを察すると胸が痛む。

気候変動による強風や豪雨により、今まで老朽化をナイガシロにされていた道路や建物はどんどんと朽ち落ちて行くのは当然のことであろう。

今さら私が口出しするようなことではないが、日本も梅雨と台風シーズンの夏本番に向けて、そういう不安な箇所を重点的にチェックしていく必要があると思われる。

もちろん地震による津波の影響を嫌というほど見せつけられた日本だから、都市部、地方自治体も十分に改善していると思われるが、海抜の低い河川や海岸線の土地や道路への対策を練るのは必要不可欠であろう。シドニーでも年度末になると急に予算を使いきるために道路工事を始める嫌いがあるが、そんな次元は問題外といえよう。

メルボルンの壁が強風で朽ち落ち死者を出す!こんな悲しい事故を少しでも避けていくのは人々の日頃の万全なる準備しかないからである。

 

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