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2013年1月

地球災害縮小版! 山火事と洪水に襲われるオーストラリア  

2013年夏、ここオーストラリアは過酷な気候に見舞われつづけている。山火事で家屋すべてを焼失した人、家の地上階の半分以上が浸水した人、悲惨な光景をニュースで目にする。

1月前半、西オーストラリア州やビクトリア州に猛暑が遅い、17日にはNSW州シドニーも46℃という史上初の気温を記録した。気温上昇=山火事、さらに乾燥した強風が続けば山火事は拡がる一方で止むことを知らないオーストラリアである。

ニュースでは1月中旬からビクトリア州のあちこちで山火事が燃え盛る画面を観てきたが、その画面が昨日からクイーンズランド州を襲っている洪水の画面に変わった。

26日には同州多くの郊外で洪水警報が出され、今日は非難勧告も発令している。天気予報では、あまり聞かない言葉、’torrential rain’(集中豪雨)が頻繁に使われていることからも、人々は警戒する意識を持つ必要があり被害が大きくなることが予想される。

この豪雨は、元サイクローンOswaldの影響を受けており、亜熱帯低気圧は南下をつづけ、ビクトリア州ばかりではなくNSW州の一部でも洪水警報が出され始めた。

シドニーでは、先週湿度が80%になりジメジメした暑苦しい日がつづいた後、26日から豪雨が始まり、オーストラリア・デイの振り替え休日である月曜の今日もずっと雨は降り続いている。夏休みが終わり水曜から各学校が始まるがこの雨予報は今週すっとつづいている。

このオーストラリア大陸の広大さをいまさらながらのように感じるが、現在大陸東部では上の半分ほどが洪水や豪雨に、下のある地域では山火事の被害を受けているのである。

日本では、大雨により河川に接する海抜の低い地域への浸水や土砂崩れなどの被害は珍しくはないが、山火事はまだまだオーストラリアやアメリカに比べれば少ないであろう。

もちろん林野火災発生の危険性とは隣合わせの国であり、近い将来の懸念としては、日本でも異常な暑さの夏がつづけば、オーストラリアのような山火事発生は避けることが困難となり、また台風による洪水などの水害はどんどん大きくなっていくであろう。

今オーストラリアをみていると、地震や噴火を除いた地球上各地で起こりえる天災が一国で同時に発生している。

2011年ブリスベン市の中心が浸水して多くの郊外の家々を襲った大洪水があった。あの災害からの教訓は、あの後何かで生かされたのか?ひ弱な人間は自然の猛威と上手く共存していく街作りをしていくしかないようである。

少しでも被害を避ける方法を編み出す手を一刻も早く考えていかなければいけない。地球災害は増える一方であるからだ。

 

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オージーが自国選手を応援しない理由!             Australian Open2013

1月中旬メルボルンで開催されているオーストラリア・オープンは、フレンチ・オープン、ウィンブルドン、USオープンと並ぶグランド・スラムと呼ばれる国際テニス大会の一つである。

昨夜(19日)、オーストラリアの若手選手Bernard Tomic20歳)が、世界ランキング第二位(201212月現在)過去同大会を4回制覇しているRoger Federerと戦った。

前日、おもしろいコメントや世論調査を耳にした。

対戦前に某TV局が地元の人々に調査をしたところ、なんと55%の人々が自国の選手にもかかわらず、‘Bernardを負かしてFederer(スイス国籍)に勝ってほしい’という結果が出たのである。

31歳になっても世界のトップを保つFedererの人気は十分に理解できるが、スポーツ大国のオーストラリアとしてはテニス界でオージーが活躍してくれることを望んでいるはずなのでは?と思えたが、いくつか記事を読んでみると、なるほどと思える箇所がこのBernard選手にはみえてきた。

tennis bad boy’テニス界の悪小僧、’party boy’パーティ大好き青年、‘a young Australian with a lengthy wingspan and even bigger ego’長い翼幅(手足)を持ち、その上自尊心を大きく持つ若手オーストラリアン、‘Big-talking Australian’偉そうなことをいうオーストラリアン、‘Federerに毒舌を吐いている’などBernardを称する記事は悪いことばかり。

試合前日は‘Federerとの対戦を楽しみにしており、この最強テニスプレイヤーを間違いなく打ちのめす’と自信満々に述べている。

それだけではない、私生活でも問題児の彼は高級車を乗り回し交通違反を犯し、警察に捕まった時‘いったい誰を捕まえたのか知っているのか?’と豪語している。

去年12月には、Bernard選手はテニス・オーストラリア協会から資金の提供が切られ、2月のデビスカップに出場することも禁じられた。またオーストラリア・オープンでの選手の言動や規律に関しては厳しく言われていたようだが、これらの良薬は彼の口には苦くなかったようである。

昨夜の試合は6-4,7-6,6-1、自分の力を過信して有名人であると思い込んだ青年には痛い結果となった。

今後、Bernard選手が国民的な英雄になるのかは彼しだいといえよう。オーストラリアは寛大な心を持つ国である。彼が真剣に心から立ち直れば、それを温かく迎えてくれる国である。そんな立ち直ったBernard選手をみたいものである。

 

情報源:The Express Tribune Yahoo Sports The Daily Beast Ch7

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気温46℃を初体験!6℃の東京から燃えるオーストラリア大陸へ! 

随分遅れましたが、

Happy New Year!!! 

いつもこのブログをのぞいてくださっている皆さま、今年もよろしくお願いします。

数日前に寒い寒い日本からシドニーに戻ってきた。オージーの友達から、先週シドニーの気温が40℃を超えたと聞いていたのだが、寒い日本の冬を3週間半ほど過ごした後だったので、夏?40℃?あまりピンとこない状態であった。

到着した朝は曇り空で18℃、気温が上昇しても27℃くらいだったので、ああ、これなら夏に戻っても大丈夫と思っていたのだが・・・・・・

天気予報では、17日メルボルン39℃、18日の今朝はついにシドニーが39℃とあった。山火事も猛威を奮いつづけており、いたるところで火気取り扱い禁止令が出されているのだが、気温上昇にともない新たな山火事発生は防ぎようがないようである。

ついに来たか!という感じで、まずは家の暑さ予防対策をはじめた。

我が家は古い煉瓦造りの2階建て、地階の床は古いタイル、また高天井ということもあり夏でもとても涼しい。ただ窓が異常に大きいのでブラインドをしっかりと閉め太陽光を一切シャットダウンする。2階は絨毯がひかれ下からの熱が上昇するので・・・あきらめ・・・窓やブラインドをすべて閉め必要がないかぎりは2階に行かないことにする。

午前中外出した後、午後はミーティングがあり、その人とどこか涼しいところに行こう!ということになり、スポーツ・ジムのラウンジに行った。そこではプールやフィットネス器具の並んだ部屋の横に大きなソファーがいくつか並び、メンバーや子供を水泳やテニスクラスに連れてきた親達がくつろぐことができるようになっている。カフェもあるので食事も飲み物も注文もできる。夏休みだから子供の楽しいクラスが開催され賑やかではあったが、ガラス越しにプールで泳ぐ人々の水しぶきを眺め、なんといっても冷房完備。これ以上良い場所はない。

3時ごろにはついに外の気温が46℃に達した。(シドニー中心から20kmの辺り)

シドニー観測所によると、‘午後25545.8℃を記録し、19391月の過去最高気温45.3℃を上まわる。2013年に入り40℃以上を記録したのは2日目、過去107年に一月で40℃を超えた日は4回しかない。’

試しに涼しい建物から外に一歩でてみたが、まさしくサウナ。日本の夏に比べ湿度が低いからベトベト感は一切ないが、暑い風は喉のあたりをムッとさせ、日頃感じたことが無い身体のまわりの空気を感じる。立っているだけでメマイがした。太陽は厚い雲に隠れていたからいつもの刺すような痛い熱は感じなかったがとにかく異様であった。また暑くても汗をかかないから水分補給は欠かせず、油断すると体内水分不足で頭痛が始まるので要注意である。思考能力も低下していきそうであった。

通常体温が36~37度くらいだから体温より10度高いことになる。生まれて初めて46℃を体験した。温泉の温度より少し高目であろうが比にはならない、不快感しかないのだから。

シドニーの鉄道網は記録的な暑さにより故障が続出、シティの中心を走るモノレールも夕方まで運行停止。

夕方から嵐になると予報されていたが、現時点(830シドニー時間)では、急に雨の混じる強い風が吹き始め、窓を開け風を入れ替えることが出来始めた。(今までは外からの熱が入ってくるので窓は開けられなかったのだ)

さあ、今年のシドニーの夏はどうなるのか?

週間予報によると、土曜は21~25℃、日曜は20~25℃だそう。だいたいこれがシドニーの夏の気温である。シドニーはオーストラリアの他の都市に比べると気候的には住みやすい場所であるはずだが、今日は随分違った。40℃を超える日が極力来ないことを願うばかりである。

 

情報源:Environment

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