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オーストラリアの選んだ銃規制その後・・・・

アメリカで銃乱射事件が起きるたびに恐怖の戦慄が走るが、15日アメリカ、コネティカット州で起きた事件の犠牲者の多くが小さな子供達であり、想像しただけで居た堪れない。遺族、生徒、学校関係者、街の人々のことを考えると胸が痛くなるばかりである。

今朝のニュースで、オーストラリアの銃規制について話していた。

歴史的背景や国の規模を考慮すると、アメリカとオーストラリアを比較できるようなことではないが、違った視点で動いた結果が少しは巧を成したといえよう。

1996年タスマニア州で35人が亡くなる乱射事件が起きた。その後元ジョン・ハワード首相の下、厳しい銃規制(National Firearms Agreement)が引かれた。50万の半自動式のライフルや銃が政府により買戻しされ、統計上では銃を使用した自殺が74%、殺人事件は59%減ったとある。またアメリカでは30%の家々で最低一丁の銃を所持しているのに比べ、オーストラリアでは、規制以後、家庭での銃所持率は15%から8%に減っている。

もちろんオーストラリアで銃にまつわる事件がまったくゼロではない。今年はギャング間の抗争から、車から家や車を撃つ事件が起きている。ただここ数年のアメリカでの小学校や大学キャンパス内、映画館、寺院などで起こった乱射事件に比べると小さなものであり、今のところは一般庶民には関連がない。

私達家族がアメリカを離れオーストラリアに移住を決めた理由の一つは銃に関する事件があったからだ。

LAに住んでいた時(比較的治安の良い街)、娘を出産して数ヶ月後、買い物から家に戻ろうとしたら、アパートの前の道路に多くの警察官が集まり道が閉鎖されて家に戻ることが出来なかった。道をはさんだ真向かいのアパートの一室で、ある男性が銃を持って立て篭もっていたからだ。家庭内の揉め事であったようだが、いとも簡単に銃を所持できる国であるということをその時は今さらながら実感したのである。

数時間で男性は摑まり惨事も起きず、私達も無事に家に戻ることができたが、数ヶ月の娘を抱え身近でこういう事が起きると、この国で娘を育てたくないな!という思いがつのった。

乱射事件が起きるたびに、身を守るために銃を買いに走る人々、もういい加減にしろ!と銃規制を厳しく訴える人々に分かれるアメリカである。政治家に圧力をかけ猛威を奮うガン、ライフル協会を今後どうオバマ政権がキリ裁いていくのかが見ものといえよう。というより、Enough is Enough!!(もうたくさんだ!)と感じる。

またこれら事件に感化されて、真似をしたりいたずらをする人がいるという事実も醜悪としか言いようがない。

今朝、乱射事件の起きた同市の教会に、爆弾を仕掛けた脅迫状が届いている。いたずらのようであったが、人道から外れすぎている行為は許される物ではない。

2度とこのような事件がおこらないように、また亡くなった26人のご冥福を祈るばかりである。

情報源:The Sydney Morning Herald Gun-Control-Australia Today Ch9

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