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2012年11月

Heat Wave(熱波)による労働停止  気候変動にともなう労働規制の再検討? in Victoria

あいにくの空模様で楽しみにしていた昨夜(28日)の半影月食は拝めることができなかった。あと数日で夏に入るシドニーであるが、冷ややかだった春が終わりHeat Wage(熱波)がいよいよ突入してくるようで金曜から土曜にかけて暑くなるそうだ。

今朝(29日)のニュースでは、Victoria州とオーストラリア南部で記録的に猛威を振るっている熱波の様子が報じられていた。

ここ数年、日本でも異常に暑い夏がつづいていることから、熱波の恐怖は皆さんもご存知であると思われるが、ここオーストラリアで一番恐いのは、熱波による山火事発生である。

山火事の発生を防ぐためにFire Bans(火気使用禁止)という言葉を天気予報でよく耳にするが、‘今回の熱波によりTotal Fire Bans(全面的火気使用禁止)が発令された。アデレイド36度、メルボルン38度、ミルデュラ(アデレイドから西へ180km)という街では最高気温が44度に達している。’このTotal・全面という言葉がつくことにより、いかに危険な状態であるかがわかる。

‘国家消防局は、消火活動に使用するヘリコプターを危険な地区に動員させ、また西部や北西部の農家には、危険な時が去るまで農地での収穫機やコントラクターの作業を遅らせるようにお願いしている。いかなる発火のチャンスをも減らしたいのだ。’

‘正午から午後8時までの電車も(V/Line Service)スピード規制がかかり遅延予定である。’

山火事は、異常な気温の上昇(熱波)や雷などから起こる自然発生、もしくは放火、火の不始末などの人為的なものに分かれる。いかなる発火であれ、一度発生すれば大変な惨事となる。この2週間にわたり南オーストラリアで燃えつづけている山火事は、やむことを知らない。いかに発火させないかが鍵となるのだ。

また異常な暑さによって影響を受ける仕事もある。

メルボルンで建築関係の仕事をしている友達は、あと3日で終了予定の建物の完成が遅れることを心配していた。Victoria州では、気温が35度に達すると建築関係の作業員は仕事を止めなければいけないそうだ。これは人間が暑さにより意識が朦朧として怪我や事故をお超しやすいことからの規制である。もちろん作業による火災の発生も懸念してのことであろう。

‘シドニーでは、工場などの労働停止は42度である。’と聞いたことがある。

州や業務内容により停止しなければいけない定められた温度が違うようであるが、いづれにしてもこういう規制はしっかりと決められ、また守られなければいけないように思う。惨事が起きてからでは遅いからである。

地球温暖化や気候変動が如実である現代、

こういった異常気象時の労働条件をさらに見直していかなければいけない時勢なのであろう。

情報源:abc.com.au

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今年最後の天体ショー 半影月食は拝めるか?               in Sydney   

住んでいるロケーションやその時の天候状況により肉眼で観ることが不可能であっても、テレビや天文関係やNASAなどのウエブサイトから多くの恩恵を受け、今年はいろんな天体ーショーを楽しめた気がする。今月14日の皆既日食もテレビの画面ではあったが小さな感動をもらった。

2012年も残すところあと1ヶ月とちょっと、28日水曜はアラスカ、ハワイ、オーストラリア、東アジア、カナダとUSAの西部にて、今年最後の天体ショーといわれる半影月食が観測できる。

64日、日本で観測された部分月食は、‘月の一部分のみが地球の影に隠れる’ものであり、半影月食は、’影(本影)の周りには半影という薄くらい部分が存在して、月が地球の本影に入らず半影にのみ入る場合‘だそう。’半影月食では月の一部分がわずかに暗くなるだけで、観察しても月食と気づかない場合がある‘と載っていた。

ということは雲の隙間からお月さまの光がこぼれるような天気ではなく、スーパークリアな空でなければ観にくくなるということなのであろう。シドニーでは、28日の午後1114分から翌日午前351分に観測できるようで、どちらにしろ早寝早起きの私にはちょっとつらい月食観測となりそうである。

つらいといえば昨日のシドニーは異常に暑かった。暦の上では12月から夏入りするから、その兆候ではあるが、今年の春(9月から11月)は、日中最高気温が20度くらい、長袖シャツやジャケットが必要な涼しい天候がつづいていた。いきなり30度に気温が上昇というのは体にとてもきつく感じた。おまけに週間予報では‘金曜から32度に上昇、土曜はシドニー西部では40度ちかくなる’とある。そして翌日日曜は日中最高気温が24度に下がり、この気温差がまた体に負担をかけるのだ。

先週、山火事が猛威をふるったオーストラリア西部、大雨と洪水に悩まされているクイーンズランド州一部に比べれば、これといった大きな災害もないシドニーであるから、気温差にモンクを言っている場合ではないのであろう。

水曜日が晴れることを祈り、半影月食観測が楽しみに待つわたしである。

 

情報源:www.taimanddate.com  県立ぐんま天文台

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飛行機内で赤ちゃんが泣いたらどうする?     その2 空路苦笑い談と子泣き対処編

年末年始にかけて飛行機を使って国内外旅行を計画しているご家族がきっと多いのか、4月にこのブログに載せた‘飛行機内で赤ちゃんが泣いたらどうする? 日豪ママの対処法の違い’をとても多くの方に読んでいただいている。Thank you!!

そこで、前回書かなかった赤ちゃんや幼児連れのお母様方に経験談や対処法を挙げてみることにした。前半は自分の経験から、後半はあるサイトの情報です。

娘が生まれてから2歳半まで、我が家はカリフォルニアに住んでいた。当時は現在のような直行便もあまりなく乗り換えが普通であったから、待ち時間と飛行時間は親子ともに苦痛であった。

当時のアメリカの赤ちゃんに関するガイド本には、

“飛行機の発着時、気圧の変化により耳が痛くなることがある。大人は唾を飲み込んだりガムを噛んだりなど対処ができるが、赤ちゃんはそれができない。そういった際に、幼児用Tylenol(タイラノール・液体)を飛行機の発着の一時間前に飲ますと良い。また発着の際に赤ちゃんに授乳するのも良い”と書いてあった。

アメリカでタイラノールと言えば、鎮痛解熱剤や風邪の薬として長方され一家に一瓶は必ずある常備薬である。大人は錠剤を飲むが子供用には液体がある。

元々自然療法にまかせて薬嫌いな私はあまり薬を使わないが、飛行機に乗るときだけはこれを忠実に守った。その成果、何度かした日本への帰国の長旅で娘が泣いて困るということは一度もなかったのである。

注:もちろん、子供によって薬が合わない場合もあるので必ずファミリー・ドクターなどに相談してからにしてください!!

もう一つは、娘が退屈しないように必ず遊べるような玩具を手荷物に入れておいたことだ。(2~4歳)その玩具はいつも家で遊んでいるようなものではなく新しく珍しいものやちょっと難しいパズルなどを選んだり。目新しい玩具は随分時間稼ぎになるのである。荷物は増えるが子供が退屈して泣き叫ぶことを思えばお勧めである。

娘に泣かれて困ることは一度もなかったが、大変だったのは昼の便であった。夜の便なら寝てしまうからいいが、昼の便では観光で疲れ切った人ならともかく、そんなのは幼児には通用しない。機内が真っ暗になりまわりの乗客がひたすら眠る中、元気いっぱいヨチヨチと歩く娘の手を持ち、真っ暗な通路を何度も歩き回ったのを覚えている。

これを書いているうちに苦笑いの思い出が2つ浮かんできた。

赤ちゃんのオムツは通常トイレで交換するのが常識である。アメリカから日本へ向うある機内で疲れていた私は、「まあ、いいか、みんなぐっすり寝てるから誰も気づかないわ!」と、自分の席でこっそりと隠して娘のオムツを替え始めたのだが、開けてびっくり、娘はOOOをしていた。大急ぎでかえて何事もなかったかのようにまわりを見渡したら、な、なんと通路をあけて座っていた隣のアジア系の男性が、真っ暗闇のなか、マスクを鼻だけにかけているのだ。ええええ、臭ったの?ごめんなさいと思ったが後の祭であった。(皆様、絶対にオムツはトイレで替えましょうね)

もう一つは・・・・カンタス航空はJAL(日本航空)に比べると男性のフライト・アテンダントがとても多い。アメリカン・エアーなどは格好良い若いお兄さんが乗っていたりするが、カンタスはどちらかというと優しいオジサマがいたりする。(年齢差別してる訳ではないので~~!)

私達(当時娘2歳)は、子連れで先に乗せてもらったのはいいが、自分の席を探していたら機内にいたフライト・アテンダントがニコニコ顔で56人ザァ~っと寄ってきてしまった。それも大きな声で「Oh, pretty girl!!」ときたら、ただでさえも緊張していた娘は、何事かと思いきやギャーと大泣きをし始めたのだ。もうこの時は、申し訳ないやら、皆さんも困ったやらで、彼らはサッと散っていき苦笑であったのだ。

と、話がそれたが幼児連れ旅行者への情報が載っているサイトを見つけたので内容を抜粋して紹介したい。

荷作り

子供にも小さなリュックサックを持たせて、その中に玩具やぬいぐるみを詰める

(クレヨンとお絵かき帳なども良い)自分のバッグを持つことで旅行するという意識が備わる

どこかに置き忘れてしまう可能性があるので哺乳瓶は必ず余分に持つ

子供がいつ服を汚したり濡らしたりするかわからないから手荷物に余分に服を詰めておく

(これは大人でも言える・昔、飛行機が揺れた際に、フライトアテンダントが私のパンツに食事の汁をこぼしてしまった。この時は、娘の着替えばかりを手荷物に詰めていた自分を悔やんだのである)

チェックイン時

赤ちゃん用のベットのリクエスト確認

ベビー・カーを別便荷物として渡すのか機内に持ち込んだら置く場所があるか?などの確認

搭乗前

待っている間に子供をたくさん歩かせ疲れさせてエネルギーを消耗させる

オムツを変えておき、幼児はトイレに行かせておく

食べ物 (国や飛行機会社により持ち込み禁止の物以外)

兄弟や姉妹がいる場合は、喧嘩を避けるため子供ごとに小さなお菓子袋(名前入り)を用意

注:手にベタベタくっついたり、ボロボロと散らかるようなお菓子は避ける

発着時

ガム、飲み物、哺乳瓶を用意しておく

到着後

先にまわりの人々に降りてもらい、子供の玩具、服、靴など忘れ物がないかをチェックしてから降りる

ほとんどの飛行機会社は、幼児連れの親に手を貸してくれるので、必要ならお願いする

 

飛行機という狭い空間の中での長時間の子連れ旅行はとても疲れるものである。それでも幾つかの心構えと準備をしておけば飛行時間は楽しくなり旅の良き思い出にもなる。

もう一つ大切なのは、日頃から親がしっかり子供の躾をしておくことである。悪いことをしても子供を叱らない、叱れない親の存在は、飛行機内で子連れ家族が敬遠されてしまう原因となってしまうこともある。‘旅の恥はかき捨て’なんて甘く思わず、‘転ばず先の杖’としましょう。

 

http://www.chabad.org/theJewishWoman/article_cdo/aid/387689/jewish/Tips-for-Easier-Plane-Traveling-with-Kids.htm

 

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行方不明が殺人事件へ Facebookが遺体発見につながる糸口に?!   In Melbourne

今朝、ある借家に放置されていた女性の遺体が、メルボルンで9日から行方不明になっていた女性(22歳)であることが判明した。

ニュース記事によると、警察は被害者のFacebookに脅迫などがあったかなどを調べていた際、被害者が行方不明になった前日にある男性とFacebookのメッセージで繋がっていた。その男性の友達の借家を家宅捜査後、死体発見となったようである。メッセージの内容は、‘被害者の写真を褒め、「近いうちに会おう」というものであった。

Facebookによる中傷やいじめは、オーストラリアでも社会的問題となっているが、こういう形で被害者が発見されたのは、不幸中の幸いであろう。

このニュースを読み聞きしているうちに、この容疑者が過去に有罪判決を受けた殺人犯であり、さらに恐いのは、まだ犯人は逮捕されていない。寒気がするような事実があらわれてくるのだ。

この容疑者は1986年に18歳の女子学生(18歳)を刺殺後、遺体を車に入れて燃やすという残忍な事件を犯した。その時、懲役13年の刑を受けたが、1990年に刑務所から逃亡、すぐにみつかり刑務所に戻るが、刑期を終えて一般社会へと復帰する。しかし釈放後も誘拐や性的暴行などを含む罪を犯しているようである。

ここ10日ほどこの行方不明女性のことがニュースで取り出されていたが、遺体で発見と聞き、ああ、またかという悲しい結末である。というのは、メルボルンでは、9月にも行方不明であったアイルランド人(メルボルン在住)の女性が殺されているからだ。この時は、犯人がこの女性に話しかけている映像がCCTVカメラに写り、それが犯人を追う手がかりとなり逮捕となった。

防犯カメラもFacebookも事件解決になるのなら便利な代物と言えよう。しかし、どうしてFacebookで繋がった見知らぬ人と会うのであろう? 9月の事件も深夜バーで同僚と飲んだ後、帰宅する際に見知らぬ男性に声をかけられている。彼女の家はバーから近かったようだが、夜中に女性の一人歩きが危ないと思わなかったのであろうか?

ほんの少しの注意や身を守る振る舞いがあれば、こんな悲しい事件になるのを防げたのではないのだろうか?

殺害されたSarah Cafferkeyさんの写真を観ると、愛くるしい瞳の可愛い女性である。遺族やまわりの人々のことを察すると胸が痛む。ご冥福を祈ると同時に一日も早く犯人逮捕となってもらいたい。

情報源:AAP smh.com.au

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宇宙からの贈り物 皆既日食ダイヤモンド・リングを楽しんだ朝     in Sydney

1114日オーストラリア北東部で観測できる皆既日食のニュースで、ここ数日朝のテレビ番組は大騒ぎであった。これは早起きしてどこか日の出を観れる場所に行かなければ!と思っていたのだが。

残念ながら今朝のシドニーはどんよりとした曇り空。予定では7時から9時にかけて皆既日食が観れるはずであるがどうも難しそう、ということでテレビの前に釘付けとした。

CHToday番組では、Queensland州ケアンズから27km北上したPalm Coveの美しい海岸に世界から集まった多くの人々が生紀の一瞬を待ち構えている模様が映し出されていた。小さな観光地にはおよそ7500人の人が押しかけたようであり、この日食が街への経済に大いに貢献したといえよう。

シドニーに居る私はテレビ画面の写真を撮り、学校に行く途中の娘に携帯で実況中継をすることにした。まだかまだかと興奮気味に待つのも束の間、あっという間に太陽が月と重なり、一瞬真っ暗になりつつも少し太陽コロナが観えていた。その直後、また太陽の光が差しだした一瞬であるが、もれた光の一部がキラキラとダイヤモンドのようにみえる瞬間がある。

一般にダイヤモンド・リングと呼ばれていて、肉眼ではなくテレビではあったが、この一瞬はどこか神秘的でまるで宇宙からのダイヤモンドの指輪が贈り物として地球に届いたかのように感じた。

現代では、どうして太陽が真っ暗になり一瞬にして闇となるのか?に対して科学的な理由がわかるが、歴史をさかのぼるとおもしろい話がみつかる。

なんと4500年も前から古代エジプト人等は天文食を観察していた。

古代チャイナでは、この現象を天からのサインとして将来の皇帝の予言としており、予言をはずした天文学者が殺された。また、皆既日食は神聖なる龍が太陽を食べ、月食には月を龍が襲うと信じられていた。天文食は、ミトレス(ギリシア神話)のタレスなどでは闘いの矛先を変える凶兆ともされた。

今年5月の日本での金冠日食の際は、天文学ファン以外の多くの人々に未知なる天文への扉を開けてくれたが、今後もこういった現象を可能な限り観測していきたい。

次回シドニーで観れる皆既日食は2028722日だそう。13年後の自分はどこに居るのであろう?いづれにしても世界の平和と自然災害を最小限として地球の人々が健康でいることを望むばかりである。

 

 

情報源:www.bibalex.org/Eclipse2006/HistoricalObservationsofSolarEclipses CH9 today

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Sydneyパン事情 美味しいパン屋さんは何処に?

日本に帰国するたびに楽しみにしているのは、パン屋さんに行くことである。

日本のパン屋さんの質の良さと品揃いの豊富さは驚くべきものである。日本独特の日本人好みの味ではあるが、だいたいどこのパン屋さんでパンを買っても美味しいという利点がある。

別にシドニーに美味しいパン屋さんがないわけではなく、他国文化を奨励している国だからパンの種類はとても多い。

そこで今日は、ここシドニーにおけるパン事情を簡単に分析してみよう。

ここで一つふと感じたのだが、なぜかシドニーではパン屋さんというよりやはりベーカリーと呼んでしまう。

フランス系のベーカリーはクロワッサンやバケットが美味しい。高級なベーカリーでは「しっかりバターを使ってますよ!」(ちょっと油っぽいが)という味がするし、乳製品が美味しい国だから、当たり前といえば当たり前なのだろう。

最近は巨大スーパーのコールズやウールワースでもバケットを売り出したが。バケットが乾きすぎていたり、買ってすぐに食べないとカチコチになってしまうので日持ちはしない。やはりこれらはフランス系ベーカリーで買うのが一番である。

イタリアン系食品を扱っているデリカテッセンで売っているハーブやオリーブの入ったフォカッチャは、ハムやサラダを挟んで食べるのが美味しく、バルサミコ酢とオリーブ油にトントンとつけて食べる堅い棒状のパンは、アンティパスト(前菜)と合いなかなかの美味である。

カバブを売っているギリシャや中近東系のお店に並んでいるピタ・ブレットは、胡麻とローズマリーの風味が美味しく、フェッタ・チーズやギリシャ・サラダととても合う。またマッシュルーム、チーズ、ひき肉などを詰めて焼いあるターキッシュ・ピーディ(Pide)は、手頃なランチやピクニック料理と言える。

ここ数年、週末のフリー・マーケットやショッピング・モールのフード・コートに進出してきているトルコのオバチャマ軍団が焼いているGozleme(正しい発音がわからない)も見逃せない。トルコ風お好み焼きという代物であり、お好みでホウレン草、チーズ、ひき肉、チキンなどをはさんで焼いてくれる。レモンをかけて熱々を食べるのが最高である。

どの郊外にも必ずあるのがベトナム系のベーカリー。パンもケーキ類もわりと品揃いは良いが、お店によっては、「え、このパン、水を薄めて作ったの?」という紙を食べているようなパンもあるので要注意である。しかしこのベトナム系ベーカリーでランチ時に売っているロールは、安くて野菜が美味しいので、バターやミルクの味がしないロールでも許してしまえるところがある。このロール、細かく切ったレタス、ニンジン、ビート・ルートが目一杯はさまれており、お好みでチキン、ハム、焼き豚などをはさんでくれる。赤いチリ、コリアンダー、ドライド・オニオン、秘密の甘い照り焼きソースをかけてくれて、たまに食べたくなる味である。(なぜ秘密かというと、何が入っているの?と聞いたら企業秘密で教えてもらえなかったのだ)

ドイツ系の堅いパンと言えば、日本のドンクをご存知であれば皆様もよく知っているであろう。といっても、残念ながら私の近所にはドイツ系のベーカリーはないのであまり食べる機会はない。

チャイナ街やコリアン街に行くと、日本のパン屋さんに似たベーカリーがだんだん出現している。お店の造りや雰囲気はまるで日本のパン屋さんだが、味は、う~~ん、100%日本のパンにはならないのだ。これは材料かレシピが違うからなのか?近所のショッピング・モールに韓国系の日本のパン屋みたいなチェーン店があるが、なぜか食パンは甘すぎる。どちらかというと菓子パンのトーストという感じである。

こんなにいろんな国のパンが味わえるシドニーであるが、やはり日本のパン屋さんが恋しくなる。これは食べなれた味への執着なのだろうか。数十年も日本を離れているのに味覚や舌は変らないのかな?

美味しいベーカリーを探す私の旅はまだまだつづくのである。

 

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スーパー・ハリケーン Sandyの残した爪痕               in NY

ここ数日、ニューヨークで猛威を振るっていたハリケーンSandyの被害を数字で表しているニュース番組を昨夜観た。荒れ狂った海や異常な強風の画面をTVで観ていると今回のハリケーンにスーパーがついている理由は一目瞭然であったが、この数字からさらにハリケーンが驚異的であったのかがよくわかる。

まずこのナンバーを挙げてみよう。

アメリカ15州に渡り800万世帯が停電、6000万人の生活に支障をきたす

NYの緊急逃避所に6000人が非難

推定損害額200億ドル、商業的な損失額はさらに300億ドルが予想される

NY証券取引所が悪天候により閉ざされたのは124年ぶり

ニュージャージーのダムが破壊され、3つの街は1.5mの浸水、19千人の市民が高台へ逃げる

地下鉄の7つのトンネルに浸水して電力系統が中断

18千の空の便がキャンセルされる

学校閉鎖で1100万人の子供が影響を受ける

Facebook2012年に最も多く使われた言葉は、一位のスーパーボウルに次いでSandy2

死者50

今朝のニュース(111730分)では、

600万人の人々が電気を使用できず、地下鉄はまだ復旧されていない。

大規模を持つNYホスピタルは被害が大きすぎ、安全な場所へ移動中。

そして今後懸念されるのは、威力は弱まったものSandyはペンシルベニア州、NY北、カナダ方面に向って上昇しており油断できない状況である。

 

オーストラリアでは2011年にサイクローン・ヤシが猛威を振るいQueensland州に大きな被害をもたらした。あの時はサイクローンが人口が密集している大都市を襲っていなかった分死者が少なかった。

こういった自然の猛威が起こるたびに感じるのは人間の非力さである。電気に依存しすぎているから生活すべてが止まってしまう。またいつも対岸の火事で終わり、怠ってしまう非難グッズ準備と点検をしないといけない。

Sandyの残した爪痕被害に一日も早い復旧を祈るばかりである。

 

情報源:Ch10The Project Ch9Today The Atlantic Wire

 

 

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