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2011年11月

ブランド、高級志向に走らなくても華麗に変身した娘     in Sydney

 

先週、娘の学校のフォーマル・パーティが催された。

 

オーストラリアではフォーマル(FormalUSではPromという)と呼ばれ、10年生(日本の高校一年)と12年生(高校3年生)がそれぞれ学年度末に正装(男子生徒はスーツとネクタイ、女性徒はワンピース)してパーティを催す。生徒が組織委員会をつくり予算を立て会場を選び予約や主催する仕組みになっている。

 

学校によりレストラン、また船を貸しきりシドニー湾クルーズなどもあるようだ。

 

 

 

フォーマルといえば、いったい誰と行くのか?というのが十代の若者の焦点となるところであるが、わが娘は女子高に通い他校の男子生徒の招待も可能というものであった。

 

 

 

パーティー参加料を私に言わずにこっそり自分で払っていた子であり、誰かを招待するのにさらなる予算がかかるのを心配していたようでもあった。

 

私は娘の参加料を払い、「もし招待したい誰かがいるなら、お母さん払うからね。」と告げたが、まあ真相はそんなボーイフレンドもいないといったところである。母としては、まだ16歳だからいなくていいよね!とほっと胸をなでおろした。

 

 

 

当日は朝から友達の家に集まり、皆で髪結いとお化粧をし合って会場に向かった。

 

高級私立高校の女子生徒がブランドドレスに身を包みリムジンを貸しきって行くのと比べれば質素なものであった。

 

 

 

娘はドレスと靴を中古品を扱う店から買い、バックだけ新品を買ってあげた。少し前にドレスを選ぶために友達についていき、「レイチェルが新品200ドルのドレスを買ったけど、私のほうがもっといいデザインよ!」と嬉しそうに話しているのをみると、この子はブランド志向、物質主義に走る十代ではないんだと思え、分別ある大人になりつつあることが嬉しかった。

 

 

 

最近、仮免許を取ったばかりの同級生の両親がBMWを買い与えた!などという話を聞いても、「馬鹿な親よね、信じられないでしょ!」という感じである。

 

 

 

ある知人の息子(12年生)は、ガールフレンドから招待を受けてフォーマルに参加するのに、借しタキシード、車の手配その他諸々で数百ドルを払うのだ、と親が頭を痛めていた。

 

 

 

このフォーマル、学校によっては多大なお金をかけるようで、気になるのは、それが払えない生徒は参加できないということにある。

 

日本語を教えている男子生徒(男子校)は、去年のフォーマルには値段が高すぎて、いっしょに連れていく女子生徒も見つからず行かなかったそうだ。

 

学校の楽しい行事の一つになるはずのフォーマルがそんな形で終わるのはちょっと淋しい。

 

 

 

ここ数週間大雨の天気に見舞われたシドニーであったが、11時過ぎに迎えに行くと、雨もあがりハーバーブリッジとオペラハウスの夜景が雨に洗われキラキラと美しく輝いていた。頬をピンクに染め「ハイヒールが痛い!マムの言うとおりだったわ!」と裸足で歩きだす娘、「だから言ったじゃない」とホクソエム私であった。

 

「こんなにカカトの高い靴なんて長時間履けないでしょ!」と娘が選んだ時に言ったのである。まだまだ母は正しいのである。

 

 

 

 

 

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太陽黒点・フレア波はエイリアンの仕業?巨大火山噴火? 超自然現象をTVから学ぶ

 

わたしの好きなTV番組、ディスカバリー・チャンネル「William Shatner’s Weird or What」を紹介したい。。

 

Weirdの意味は「超自然的な、この世のものとは思われない、奇妙な」、簡単に訳せば「ウィリアム・シャトナーの超自然現象なの?それとも何?」とでもいおう。

 

この名前を聞いてピンとこない人は、昔のTV番組スタートレックのキャプテンを演じた人と聞けばきっと思い浮かぶであろう。もちろん今は白髪がまじり、あの頃のキャプテンほどハンサムではないが素敵なおじ様になっている。

 

 

 

番組は世界各地で起こっている様々な異常な現象や現代の科学では説明が出来ないような事柄に焦点を当て、一回の番組で3つエピソードを紹介し数名の科学者、分析者、専門家のコメントを連ね様々な仮説を立てている。でも最後はどの説が正しいとも断定できず地球上では不思議な現象が起こっているのだ!という形で終わる。

 

 

 

日本の番組、ビートたけし氏の奇跡体験アンビリーバブルのアメリカ版という感じであろう。

 

 

 

少し前にEnd of the Worldと題したエピソードを観た。魅かれる内容でつい見入ってしまった。

 

 

 

一つは太陽黒点やフレア波がなぜ起こるのか原因を追究していた。ある南米の専門家の説は、突拍子もないのだけれど、聞いているうちにそういうことがあっても不思議ではないかも?と思えた。

 

彼の説は、地球サイズの巨大な宇宙船が太陽に激突して、それによりフレア波が起きているというものであった。彼はその説を立証するビデオを撮っていた。そのビデオによると、フレア波が起きる直前に黒い2つの点が(太陽のサイズから計算すると地球サイズ)ジグザグの動きをして太陽にぶつかっていくものであった。

 

彼は天文学者であり、数十年その道の研究をしている人である。真剣に話す雰囲気から、彼がそれを信じているのがわかるし、今の時代にUFOやエイリアンを否定している場合ではない。この広い宇宙に生存する生命が地球上のものだけという観念に囚われていられないのだ。

 

 

 

古い観念や常識を破るようなことを専門家の口から堂々と説明してくれるところがこの番組の魅力である。

 

 

 

もう一つは、イエロー・ストーン国立公園に米国地質調査所があり、ここでは地質調査をはじめ、地震測定や火山調査も行われている。

 

‘スーパーボルケーノ(巨大火山噴火)と呼ばれる凄まじい地上破壊力を持つ噴火がイエロー・ストーンで210万年前に起きており、この巨大火山噴火は地球上で73万年に一度の割合で起こる確率である。

 

ちょうど74万年前にインドネシアのスマトラで起こった。この巨大噴火の定義は、「火山爆発指数マグネチュード81000立方km以上にマグマが噴火する」とある。

 

万が一、この巨大火山噴火が起これば火山灰の影響を受け地球の気候は数十年にわたり変化する‘と推定されている。

 

 

 

今のところ「イエローストーンでは、あと数千年は起こることはありえない」という形で番組は終了した。観ている人々にあまり不安を与えてはいけないからであろうが、火山噴火、地震、いつ起きてもおかしくない地球である。

 

この番組を観たときに、トミー・リージョーンズ主演’ボルケーノ‘映画を思い出した。ブリスベンのビル群が大洪水で浸ったときもある映画を思い出したが、もうフィクションでない現象が頻繁に起こっている。

 

 

 

心配や不安を高める必要はないが、いつ何が起こっても、それに冷静に対処する心がまえは地球人としていつも持つべきであろう。そういった意味から、無知であった超自然現象を知ることは、今後生きていく上でサバイバル術の一つになるのではないだろうか。

 

 

 

http://volcanoes.usgs.gov/yvo/

 

http://www.discoveryuk.com/web/weird-or-what/episodes/series-2-episode-guide/

 

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2大スーパー・マーケット 価格競争が及ぼすオーストラリア農産業への影響

 

ラジオでショックな話を聞いた。

 

オーストラリア農産業が巨大スーパーの価格競争の影響を受け、自分たちの口に入る食べ物がどこの国から来ているのかすら知らないという現状であった。

 

 

 

2月のこのブログで‘年間70万頭の子牛処分!2リットル$2ミルクのために犠牲になる子牛たち

 

‘でふれたが、この巨大スーパーが巻き起こす価格競争はこの国の深刻な問題になりつつある。

 

 

 

これらスーパーの目玉商品の一つとしてホーム・ブランドと呼ばれる加工食品がある。それらの材料はまわりの国や地域から輸入してオーストラリア国内で加工製造されている。

 

 

 

‘外国からの安い食材料の輸入はオーストラリア農産業を見捨てることになる。

 

スワージーランド(アフリカ)からモモ、シルビアのラズベリー インドのピクルス

 

アルゼンチンのピーナッツ トルコのアプリコット アスパラガスをはじめその他諸々は中国から来ている。

 

労働力が安いアジア諸国から質の悪い食料を輸入しつづけるオーストラリアの食料の質はさがるばかりである。‘

 

 

 

‘製造業はどの国から来ているのかリスト表示を恥じており、レベルには材料輸入としか記載されていない場合もある。現在、オーストラリアの家族がしなければいけないことは、「いったい自分たちがどこの農産物を食べているのかを知る必要がある」「あと数セント余分に払ってでも、オーストラリアの農業を支える必要がある。」’

 

 

 

‘最近、ある大スーパー・チェーンのCM文句に「ダウン、ダウン、価格をダウン!」というのがあるが、Dick Smith(電気製品販売会社の社長)は「ダウン、ダウン、食の質がダウン。」とオージーの食の質低下に憤りをみせている。’

 

 

 

巨大スーパーマーケットはさらにホームブランド商品を、材料の輸入ばかりでなく加工製造業も海外へという話があり、政府がこの状態を放置すれば2020年までにオーストラリアの食品加工製造業の10%が消えていくと推定されている。

 

 

 

1月のQueensland州の大洪水によりバナナ農園の90%が絶滅した。バナナの価格が一気にあがり、戦後の日本のようにバナナが贅沢品となった。(戦後を知りませんが!)

 

数日前にやっと1kg5ドル前後に価格が下がっていたので、久しぶりに我が家の朝食となった。

 

 

 

Queensland州のバナナは甘くて美味しい、土壌や農薬などすべてを把握しているから安心して食べれる。一時バナナが食卓から消えても、わざわざシンガポール産のバナナを買って食べたいとは思わなかった。

 

 

 

電気、水道代、地価、ガソリン代、公共の交通費が上がりつづけ、シドニーの生活は苦しくなる一方である。少しでも値段の安い食料品に手が伸びるのは理解できるが、農薬にまみれ汚染された土壌で採れた野菜などは食べる気にはならない。

 

贅沢な暮らしを望まなければ食料費が少々あがっても生活はやっていける。

 

 

 

ましてオーストラリア農産業の将来にかかっていることであれば、消費者は巨大スーパーの価格競争に踊らされてはいけないのではないか?

 

 

 

情報源:2GB 87.3AM The Alan Jones Breakfast Show

 

 

 

 

 

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