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ザトウ鯨の赤ちゃん 一人旅の行き先は?            ゴールド・コースト

 

8日の朝のニュースで、生後一週間1500Kgのザトウ鯨の赤ちゃんが、ゴールド・コースト海岸の浜辺に乗り上げてしまった映像を流していた。体が乾かないように濡れた布をかぶせられ、砂浜で身動きとれずにじっと横たわっている赤ちゃん鯨は、なんとも痛々しかった。そして‘50人の救助隊により砂浜からなんとか海水に戻せたが、またその途中にあった鮫対策用の網に引っかかってしまう始末。今度は1時間半ほどかけてシー・ワールドの海洋科学者達がその網を切り、やっと深い海に戻って行くことができた。しかしその時点で赤ちゃんは弱っていて、どこにいるかわからない母鯨と一日も早く交信を取る必要があった。母乳がなくても5日ほど生存は可能であるがお母さん鯨に会わなければ、この子の命の保障はない。もし母鯨が20~30Km範囲の場所にいれば交信は可能であるがそれは居場所は定かではないし、また赤ちゃん鯨が海岸に戻ってきてしまうことも懸念された。’

 

 

 

9日のニュースでは、鯨の母子が仲良く泳いでいる姿が発見されたが、それは同じ鯨ではないことが判明された。

 

 

 

この鯨のニュースの度に、‘お母さんと会えたかな?’と気になっていた。悲しみと喜びが波のように交互にやって来る赤ちゃん鯨のニュースであった。

 

 

 

そして10日、ちょうど6時間前に悲しい記事を読む結果となってしまう。

 

救助隊チームの心配していた通り、また赤ちゃん鯨は海岸に戻ってきてしまったのだ。

 

‘サウス・クイーンズランド・コーストのMoreton Islandの浜辺に乗り上げてしまい、安楽死をさせる結果になる。’

 

 

 

この救助隊の一人の言葉が心に残る。

 

「こういった動物は母親といることが必要とされ、まるでベルクロー・ファスナーのようにいつもくっついて並び、それは美しく素晴らしい心のふれあいであるのです。」

 

 

 

最後はとても残念な赤ちゃん鯨の一人旅になってしまった。

 

捕鯨を止めない日本と一匹の赤ちゃん鯨を必死になって助けたオーストラリア。

 

歴史、文化、お国柄、背景が違うと言えばそれまでだが、あまりの違いに愕然としてしまう。

 

 

 

 

 

Sydney Morning Herald The Australians CH9 Today

 

 

 

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