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2011年3月

災害への対策あれこれ  電気に頼ってばかりはいられないのでは?

数年前あるオージーと仕事で知り合うことがあった。 彼は映画マトリックスやミッション・インポシブルで、キアナリーブスやトムクルーズのスタントマンをしたことがあり、ヨットで生活をしているという一風かわった人であった。

ある日、あるアイデアがありそれを商品化にしたいからと彼の話を聞くことになった。 そのアイデアとは太陽熱を利用した発電機であった。 彼はヨットで必要な電気はすべて太陽熱からまかなっていたのだ。 その話を聞いたときは、これが各家庭にあればとても経済的で便利だな!と思ったが、彼がQueensland州に引越しすることになり、商品化計画はうやむやに終わってしまった。

オーストラリアで12月末から1月にかけて襲った水害やサイクローンのニュースをテレビで観るたびに、ああ、あの彼のアイデアが商品化されていれば停電でこんなに苦労することなどないのにと思っていた。 そして今回の東日本大震災で電気も灯油もなく寒さで凍えている人々が多くいる大惨事に直面して、なおさらこの話が気になりだした。

オーストラリアでは学校の登校や下校時に、スクール・アワーと呼ばれる時間帯があり、その周辺道路の車は時速40kmに制限速度が決まっている。 大きなサインが時間になると点滅するのだが、大きなパネルが上にのっていて、それらは太陽熱を利用している。 

今朝のニュースでは(Ch9)、ある男性がスズキの小型車マイティを300ドルくらいで購入、それを改造して太陽熱で走る車を造り上げ、その話題を取り上げていた。 大きなパネルが3枚くらい車体の後部と屋根に設置され、制作費は5000ドルとのこと。天気が良ければ太陽熱だけでどれだけでも走れるそうだ。

この車は天気が良くなければ!という弱点はあるが、災害によりまったく電気がなくなった時に、こういった太陽熱発電機を学校や病院に一台づつ設置しておくのもいいのではないだろうか?

太陽熱を使用した携帯、ラジオ、懐中電灯、充電器なんてあったらなんて便利だろう。 

これらが多様化されていけば、ガソリン・スタンドや電気会社は商売にならないと怒り出しそうだが、せめて緊急時の対策の一つとして取り上げられていってもいいような気がする。

それとも最新技術の先端を行く日本であるから、もう太陽熱携帯やラジオが売り出される日もすぐかもしれない。 

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Sydney発 東日本大震災へのオーストラリアの思い! 日本の政治家の声は?その6

昨夜、箏奏者の友達が東日本大震災チャリティーコンサートをUTS(University of Technology, Sydney)で主催した。 大学構内の7階、ファンクション・センターには総勢300人以上の観客が訪れ、シドニーで活躍する沢井国際箏学校のさつき先生と生徒さん、オーストラリア管絃楽団員後藤あきこさん、オーストラリアのジャズ世界音楽トリオのワラタ(箏、サックス、打楽器)が協演した。 

はじめに大学関係者、演奏者、観客、会場にいたすべての人々が黙祷をささげた。

大学関係者の挨拶の中には、たどたどしい日本語で温かい思いを告げられる一面もあり、とても有り難く感じた。

現代箏曲、バッハ、日本の古典、Jazzフュージョンからなる和洋折衷コンサートで、箏の魅力をはじめ、ユニークな組み合わせの音色に観客はみんな満足したようであった。 大学と観客からの寄付とチケット売り上げ総額が$3万以上になり大成功を博した。 これはすべて赤十字に送られる予定である。

箏とバイオリンによる‘さくら’と’お江戸子守唄‘のシンプルな美しいメロディーが流れたときは胸が熱くなった。 どんなに海外に長く住んでいても、根本的には日本人を失っていない自分である。 日本への懐かしさ、東北地方の人々が悲惨な状況下にいる、またこの南半球で日本の大惨事を見つめつづけ様々な形で援助や応援をしてくれるオーストラリア人に感謝の気持ちで一杯になった。

25日金曜日には、Cityタウン・ホール横にあるSt. Andrew’s Cathedral(教会)にて、1時からPrayer Service for Japan(日本への祈とう会)が催される。

26日土曜日は、NSW州選挙日であり小学校は投票場になる。 それを利用して友達の一人が主催となりバザーを開催して寄付金を集めることになった。 

彼女に、「何か売れるものはないか?」と聞かれ、ふだん着ていない洋服や使わなくなったおもちゃや小物をかき集め渡した。

オージーのいろんな友達に合うと、「日本の家族はどうだ? ニュースを観るたびにずっと君のことを考えていたよ。」といわれる。

今、地球のみんなが日本を見守っている。 なんとかして助けたいと願っている。 被災地は辛くて苦しいことばかりであろうが、ふんばって耐え抜いてもらいたいと願うばかりだ。

ただ一つ気になるのは、日本の政治家の言動が他国へは、はっきりとみえていないようである。 原発の細かいニュースや説明より、誰でもいいから、いち政治家が国民を励まし、復興への指揮を高め、また世界からの援助へ感謝する声を聞きたいのだが、いったいそれはいつのことになるのか? 

ブリスベンの水害、サイクローンの打撃を受けた時のQueensland州首相Anna BlighNZクライスト・チャーチ地震の時の市長Bob Parker、彼等の言葉は力強く、大きく市民等を励まし、それらが市民の心に浸透していった。 どうしてそういう政治家が日本にはいないのであろう?

(それとも、これはわたしがそういった会見をたまたま聞いていないだけなのだろうか?)  

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Sydney発!東日本大震災 - 宮沢賢治の詩とともに世界と日本が学ぶ    その5

この大震災を通してあまりにも惨いレッスンであるが、世界と日本は様々なことを学ばされているように思う。 

あの東北の誇る詩人、童話作家である宮沢賢治は、誕生の年と最期の年に大きな災害があり、災害の悲惨さを体験した。  雨ニモマケズの詩は今回のこの大災害に通じるものがあるように感じた。 まったく自己流の解釈であるがすこし取り上げてみた。

‘自分のことを勘定にいれずに’

今日のニュース(ABC)である。 ある日本の消防隊員が福島原発所へ放水車を出動させる直前、奥さんに今から出動というテキストを携帯で送ったそうだ。 

奥さんは’日本を救って!‘と返信。

これを聞いていただけで居た堪れない気持ちになった。 

放水車で近づくということは、被爆量が多くなり生命100%の保障はない。 こんなことは想像したくないが、死ぬのを覚悟で任務を果たすということであろう。

この時、三浦綾子さんの‘塩狩峠’や戦争中の特攻隊のことが頭に浮かんだ。 

殉職という言葉は英語にはない。 辞書で調べると‘Die in the line of duty’などと説明はできるが、きっと仕事のために死ぬという意識は英語圏ではないであろう。 会社や仕事に忠誠心を持つのがほとんど無であるような感じだ。

自ら命を張って日本を救おうとしている国民がいる。 このニュースは深くオーストラリア人の胸に刻まれた。

1日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ’

いままで日本は飽食の時代であった。 日本に帰国するたびに、こんなに贅沢に食べ物が溢れている。 国民はこれが当然と思っているのか?と不思議に思ったものだ。 また高級車、綺麗な洋服や高いブランド・バッグや宝石を身につけ、なんて贅沢な人々ばかりなのだろうとも思った。 津波がくれば、そんな物はすべて流れていってしまうのだ。

津波被害により道路が遮断され、物資輸送不可能な状況や、被爆の影響を受けた生野菜、魚介類や乳製品が安心して食べれなくなってくる。

これらの事情から、日本人はいま‘食の大切さ’をおおいに学ばされているようだ。

東京の姉が「デパートや店は節電で5時に閉まる」と言っていたが、ここシドニーでは、木曜日のLate night shopping day(遅くまで開いてる買い物日)以外は、ほとんど56時にデパートや店が閉まる。(食料スーパー店やレストラン以外) 通常時間外の人件費が高いし、夜買い物客が少ないからだろうか? これは節電が理由ではないはずだ。  日本で仕事をしている人々には不便であるが、週末に買い物をするなりして、非常時は少々我慢するしかない。 便利さに麻痺した日本人への警告ともいえる。

 

‘西に疲れた母あれば 行ってその稲の束を負ひ’

ある避難所で中学男子生徒がお年寄りをおんぶして運んでいるシーンをテレビで観た。 わざわざ電車やバスに優先席を設けてあっても、老人や妊婦に席を譲らない若者がいるなか、こういった光景は美しい。 これでお年寄り(両親を含む)を敬い尊敬するという意識が若者には芽生えていってもらいたい。 (すべての若者が悪いわけではないので誤解のないように)

‘北に喧嘩や訴訟があれば つまらないから止めろといい’

現在のリビア状況、カダフィー大佐の行動には腹が立つばかり。 この放射線が漏れれば地球の非常時ともいえる状況下で戦争が起こるかもしれない。 信じられない人がいるのだ。

世界が注目している中、この日本の大震災が世界各国に教えていることは山ほどある。 今後どこでも自然災害は予期なく起こり得る時代である。 地震の多いカリフォルニア州の人々は、日本人の用意周到な地震準備に感心し、自分達も見習うべきだと述べていた。 オーストラリアでは、NZの惨事を眼の当たりにしたばかりであるから、日本の建物建築構造の技術の素晴らしさを褒めつづけた。 また冷静で礼儀正しい日本人の災害への対応は見事なお手本であり、それを世界中に示しつづけている。 多くの国々は、自国の原子発電所や原子燃料利用への再度見直しを検討し始めた。 

‘雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫な体を持ち’

これは今、大惨事の現場で頑張りぬいてくださっている自衛隊員、消防署員、機動隊、警察の人々、国際救助隊と避難所で不便な生活を強いられている人々への言葉となる。

あの大二次世界大戦後、日本は目覚しい復興を遂げた。 この大震災後、力強く復興を遂げていくのを信じてひとかけらの疑いもない。 

ただ忘れ去られていた日本人の心と美徳だけは、世界に教えつづけ、また国民すべての心に再度刻み込まなければいけないのだと感じる。 宮沢賢治氏の詩がまさにその日本の持つべき心や美徳なのではないだろうか。

一日もはやく、原子力発電所鎮火、余震がおさまり、避難所の人々の安全確保、被爆の恐怖から回避できること、すべて祈っております。

情報源: ウィキペディア ABC

注:詩の原文はすべてカタカナと漢字のみですが、ここではわかりやすくするためにひらがなと漢字にしました。

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Sydney発東日本大震災 事の重要さを知るべき!地震亡命者受け入れは?  その4

オーストラリア報道陣は、数日前までいた仙台、宮城をはじめ東北地方からレポーターを国外脱出、また大阪や東京に移した。 昨夜(オーストラリア時間)のCNN(米国)ニュースでは、広島で被爆体験をし、また原発専門家でもある人のインタービューを流していた。 彼の言葉は被爆の実態を甘くみている政府への怒りであった。 そして東京にいるアメリカ人専門家は‘いまのところ問題ない’というものであった。 

あまりにいろんな人々が違う意見を論じ発している。 いったい何を信じていいのかわからない。

今朝、シドニーの友達からこのサイトを知らされた。わたし個人としては、シドニーで流されている報道(米国、ドイツなどを含む)を観て、また他国の新聞記事を読んできた限り、彼の説明が一番適していると思う。

これは日本での放送である。 従ってもうすでにご覧になった方もいるであろうが、一度これを観てもらいたい。

http://www.youtube.com/watch?v=MiYz6dxfw7E 

政府の動きが鈍い、議員はいったい何をしているのか? 東電は? 

多くの日本人が不満、怒りを高めている。 でもこんな政府を選んだのは国民であるし、 

混乱を招きたくないけれど、日本人はもっともっと深刻に事の重大さを知らされるべきである。 パニックになる必要はないが冷静に判断して、少しでも多くの国民を出来る限り遠くに移動させるのが、政府の最優先的な仕事ではないのか? 世界各国から多くの援助隊がきているのだから、彼等の力を借り上手く統率していけばいいのだ。

原発に関しては、専門家、技術者にまかすしかないのだ。 日本人ばかりでなく世界のエキスパートと力を合わせて実施していかなければならない。

 

大地震と津波のあと、翌日東京は何事もなかったように普段どおりに仕事に戻ったようだ。 静岡の地震のあとも、翌日普通の生活にもどった。 静岡の友達に連絡をしたら、「こんな非常事態に、普通に生活をし始めている状況が理解できない」とこぼしていた。同感である。

オーストラリアのAsylum Seeker(亡命者)の受け入れは、その国が戦争、もしくは戦争により経済が大混乱を起こしている国を対象としている。

今回のこの東日本大震災は、まさしくこのカテゴリーに当てはまっていく可能性がある。 オーストラリア政府がどう動くかは、まったく予想できないが、少しでも多くの日本人が、この対象となり、安全な国に移ってくれることを望むばかりである。

注意:これは素人の勝手な意見であり賛同者、反論者ともにでると思います。 ただ海外に住む日本人として、この大惨事を目の当たりにして、早くこの悪夢から救出、また終わって欲しいという願いから書いているだけであります。

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シドニー発 他国からみた東北沖関東大震災のニュース  その3

今朝のABC(オーストリアリア国営)ニュースで日本の天気図を観た。 3月中旬でも東北地方はまだまだ寒いのだ。 この厳寒のなか灯油や食料、水も限界にちかづき避難所ですごしている人が300万人もいるのかと考えると心が痛む。 また海外多くの国から来て活動している救助隊も含め、多くの自衛隊員、消防隊員、警察官が悲惨な地で生存者を捜しつづける画面には頭がさがるばかりである。 遺体がみつかり、6人くらいで1組になっている自衛隊員等が一同に直立して手を合わせてお辞儀をしているシーンを観ると涙しかでない。 

今朝、外務大臣ケビン・ラッドが会見で、日本に住んでいるオーストラリア人に対して、

‘日本にいなければいけないのなら関東から南へ移動、また緊急以外で在住している人々はすべて国から退去するよう’と述べた。 被害の大きな地区に在住届けをだしていて、行方のわかっていないオーストラリア人は55人いる。 中国政府も被害のある地区にいると思われる中国人900人に本土に戻るよう発表した。

また原子力発電所内に180人(シフト制)の東京電力調査員を送ったニュースに関して、オーストラリアのメディは一様に「自らの体を張って最悪条件下に入っていく彼等は、ニュー侍であり、その勇敢さを称える。」と述べていた。 

Minamisoma市長の情報不足と取り残された怒り、天皇陛下の会見、原子力発電所でのヘリコプターでの冷却処置などが今日の主なニュースである。

長崎、広島と原爆を受け、世界で最も原子爆弾の恐怖を知らされ、被爆されている日本人が、電力供給のために原子力発電に走った。 そして再び、原子力発電の事故、被爆の恐怖という事実と直面する。 なんと皮肉なことであろう。

2日前、計画停電を実施するにあたり、東京電力の人が深く謝っていた会見をテレビで観て、この人たちは悪いことをしていないのに、どうしてこんなに謝らなければいけないの?と感じた。 その後、アメリカ在住の友と話す機会があり、同じ会見を観ていた彼女は、東京電力の人が慣れない口調で話した時に、日本の新聞記者かどこかのレポーターがきつく「マイクを使ってください」などと言っていた画面をみて、「あんなひどい言い方をしなくていいのに」と怒っていた。 彼女も同じ様なことを感じたのだ。 こんな時に、ギスギスとした空気を作る必要なんてないのである。 アメリカのようにプロのスポークスマンが日本にはいないのだから。 情報を得るのに必死になるジャーナリストの気持ちは理解できるが、こういう時こそ冷静に事態を静観して仕事を果たすべきである。 

自分達でなにかできることはないか? 

アメリカの友達はさっそくワシントンDCの商工会議所に連絡を取り義援金サイトを知り、友達や知人に連絡先送り始めた。

http://jcaw.org/main/wp-content/uploads/2011/01/Donations1.pdf

わたしは、テレストラ(オーストラリア半国営電話会社)が、昨日オーストラリアから日本への電話代(テレストラ利用者のみ)やメーセージが‘311日から25日まですべて無料になる’という発表を見つけ、シドニー在住の日本人友達へ送り続けた。 これに関してはほとんどの友達が知らなかったので、とても重宝された。

http://www.telstra.com.au/abouttelstra/media-centre/announcements/telstra-assistance-to-check-on-family-and-friends-in-japan.xml

原子力発電での事故がおさまり、避難所の人々が一日も早く食料や水、また暖を取れるようにと願うばかりである。

情報源:ABC  news.com.au  Ch9  BBC

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シドニー発  他国からみた東日本大震災のニュース ハグを公用にしよう! その2

朝5時40分から、前夜日本で放送されたNHKのニュースをシドニーで観ることができる。 今朝それを観た後、シドニー発日本の地震&津波経過ニュースを観た。 ほとんどの情報がほぼ同時に正確に入って伝えられているのには感心した。 

13日、ABC TVでオーストラリア外務大臣ケビン・ラッドが‘日本政府が原子力発電所の20km範囲外における緊急的な脅威はないと述べたなか、「オーストラリアと世界はさらに深い情報が必要である。 我々は技術的また安全なアスペクト面からさらなる情報を日本政府に追求する。」と述べた。’ この発言が国内メディアを怒りに持ち込んだ。 首相ジュリア・ギラードは‘オーストラリアが緊急な情報説明を要求する権利がある、’と彼の弁解をしたが、メディアはケビン・ラッドの言い方やマナーがなっていないと日本政府へ温かい思いやりを示したのだ。

今日のトップニュースは、‘原子力発電所での事故、原子漏れを懸念したもの。 津波警報が発生したが津波はこなかった。 また数日後に大規模な地震が東京を襲うかもしれない。 この3点と奇跡的に助かった人々や、家族と再会しているシーンであった。

原子力発電所での爆発は、オーストラリアの専門家や大学教授などがひきりなしに説明をしていた。 ある教授は日本で1960年代にできた最初の原子力発電所の事業に関連した人で、「日本の技術は世界一であり、あの当時最高のレベルの施設ができたが、この予想外の地震と津波では、それも太刀打ちできない。」と述べていた。 ある専門家は、「政府の対応が神戸大震災の時に比べて、とても迅速かつスムーズに行動しているが、官僚がそれについて言っていない」という指摘であった。 この第二次世界大戦時と同じくらいの規模の大惨事の最中では、こういう指摘は疑問である。

ドイツのニュースでは、一連の画面を流したあと、福島原子力発電の事故と政府の対応を時間を追って照らし合わせて表にしていた。(ドイツらしい!) 番組では、「事故の予想がつかないのはよく理解できるが、度々会見している原子力災害対策本部の説明どおりになっていない。 あまりにも不透明ではないか?」と指摘していた。 どこの国もはっきりとした状況を知りたくて焦っているようだ。

Queensland州でのサイクローンやブリスベン大水害のとき、州首相が何時間かおきに会見を開き、現状説明と州民に’一丸となり耐えて欲しい、我々の強い意志はくじけず必ず復興する‘という言葉を連呼していた。 日本の管総理大臣、またはリーダー的な誰かが、こういう時こそ、国民への励ましや勇気づける言葉を多く述べてほしいと感じる。

現地に赴いているオーストラリア人特派員の視点がユニークである。

仙台で中継していたレポーターは、「Polite!」(行儀が良い、丁寧)と言いつづけ、数百人の人々が水や食料を買いに黙ってきちんと並んでいる長蛇の列に感心。 日本人の冷静沈着そして礼儀の正しさはオージーからみれば驚きなのである。 また彼は外国人であるが、こんな惨事の中でもとても親切にしてもらっていると感謝していた。

娘の手が離れ娘が津波に流されてしまい安否を気遣う母親、波と瓦礫から這い出し助かった男性、家族と友達を失い犬と2人!?になった女性、奥さんと娘さんを探し続け、違う避難所で見つかり号泣で抱き合う姿。 日に日に地震と津波の爪痕が明らかになり悲しい場面ばかりで胸が痛む。 滅多には合わないが、日本人らしき人と合うと、「ご家族は大丈夫でしたか?」とつい聞いてしまう。

ここで勝手な提案だが、日本にも外国流ハグ(抱擁)をもっともっと公用にしていったらどうだろう。 子供がお母さんやお父さんに抱きしてめてもらうように、おじいちゃんもおばあちゃんも、お父さんもお母さんにも、お兄ちゃんもお姉ちゃんも、近所のおばちゃんも、もっともっとハグをしたらいい。 ギューとした人間の温かなぬくもりが、今一番日本人に必要なのだと思うのだ。

寒い中避難所でじっと耐えている人々、大切なご家族の行方がわからず途方にくれている人々、そしてご家族を亡くした人々、皆様のご無事と安全を心から祈っております。

情報源:The Australian ABC Ch9, 7, 10 NHK

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シドニー発 他国から観た日本の大地震ニュース

昨日5時頃、夕食の支度をしようと思っていた矢先、仙台市沖でM8.9の大地震が起き、そのニュースがここでも特報として流れだし、テレビに釘付けになった。

最初にこちらで流された映像は、NHKのヘリコプターから撮影された仙台、宮城、八戸で、船、車、家が泥大津波に飲み込まれていく状況と市川で起きた石油精製所の爆発と火事であった。 そして東京のNHK事務所内での実況中継や国会議事堂内の様子、電車が止まり足止めにあう人々の光景から、東北ばかりでなく東京も混乱状態であることを知る。

Queensland州のサイクローンやブリスベンが水に浸かった時のように、これは映画の特撮ではなく、ほんとうに起きているのだ!というなんともいえない恐怖の戦慄が走った。

その後、CNNUS)やBBC(イギリス)からのニュースとオーストラリア国営放送が絶え間なく情報を流し、刻々と状況が入ってきた。 

管総理大臣の名前を知っていたオージーは少なかったであろうが、彼の緊急会見が何度も流され、彼の知名度が上がった。(こういう災害時でないほうがいいのだけど)

緊急時における政治家の対応、態度、発言はとても重要である。 

オーストラリアはこの夏、大水害、サイクローン、山火事と惨事がつづいていたが、その際の州首相の対応が素晴らしかった。 日本の政治家も汚職、解散、与野党の足の引っ張り合いをしている場合ではない。こういう緊急災害時に一丸となり国家を立ち上げ国民を救っていくのを世界が注目しているのだ!

オーストラリア国営局(SBS, ABC)では多くの国々(アジア、ヨーロッパ)のニュースを毎日午前中30分づつ放映しているが、日本はもちろんだが、中国、韓国、フィリピン、フランス、イタリアどの国もトップにこの大地震&津波ニュースを流していた。 日本に在住している外国人の数が増えつつある中、どの国も滞在している自国民の無事を懸念している。 ちなみに11,000人のオージーが日本に住んでおり、被害にあった地区に41人いるそうだ。

多くの専門家達は「日本は地震大国、世界で一番地震準備が整っている国。 専門家が多く、建物も地震耐久性に富んでいる」との見解、また「あのゆれで東京のビルの被害が少ないのは、建築構造が優れているからだ。」 「日本は地震のエキスパートであり準備は整っているが、津波に関しては難しい。」などと述べている。 しかしどんなに用意周到な日本でも、この過去最大級のM8.9大地震と、数分後の大津波は予測以外であろう。 たとえ警報が発令されても、それを避ける時間が短すぎる。

今朝のBBCでは、東京にいる特派員や記者とSkypeや携帯で取材して、その内容を放映。ある男性は、最初は建物の机の下などに隠れていたが、ひどくなるにつれ外にでたほうがいいと判断して外にでた。 その間、まわりの人々は落ち着いた行動で階段を降り外に移動、また階段には消防隊が待機していて、みんなが命令にしたがった。 その様子には非常に感心したそうだ。 ある特派員の女性は、「今朝、被害のない箇所では淡々と仕事に戻り、普通の生活を始めるよう努めている。人々は落ち着き、手際よく緊急時に対応している。」と褒めていた。 Best Prepared People(最高に準備ができている人々)と賛美を受けているが、いくら心の準備が出来ていても、突然の揺れにはパニックとなるのが当然であろう。 ‘緊急時にも落ち着いた行動ができる’これは日本人特有の良い持ち味であるのであろう。

NY(米国)を訪れているジュリア・ギラード首相は‘日本国民に心からお見舞いを申し上げるとともに、オーストラリアは援助、医療、緊急救急隊など送る準備を整える’と緊急会見をした。 国連、アメリカ、フランス、韓国、ロシア、NZが緊急救助隊を送るように申し出ている。

またオーストラリアでは‘インターネット詐欺、偽物アンタイ・ヴァルイス、クレジットカード一切の情報を添付しない’など要注意の警告が発令された。 こんな惨事を利用してお金を儲けようとしているのかと思うと悲しくなる。

わたくしごとですが、東海地区に両親、東京に姉の家族がいるので、すぐに電話をするが一切つながらない。 とにかく電子メールを送っておき、今朝一番で無事であるとの返信が届き、ほっとしている。

被害を受けている人々、大切な家族を亡くした人々、皆様の安全を遠くシドニーからお祈り申し上げます。

情報源:ABC SBS Ch7, 9  BBC CNN

またアメリカの親戚、まわりのオージーの友達が「家族は大丈夫か?」と連絡してきてくれている。 温かい思いやりに感謝である。

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‘The Miracle Baby of Haiti’ ハイチ大地震後  奇跡的に助かった赤ちゃんの行方は?

昨夜、ABC(オーストラリア国営テレビ局)の’フォー・コナーズ‘という番組を観た。 

1年少し前に起きたハイチの大地震で、2日後に瓦礫のなかで奇跡的に生きていた赤ちゃんランディーナの話である。

彼女のいた病院では、多くの患者、医者、看護師が命を亡くしたのにも関わらず、彼女は生き残った。 だが、彼女の頭蓋骨は熱傷、脳に感染すれば命はない。 またそれらの手術をハイチでは行うことが出来ない。 ランディーナは頭蓋骨熱傷以外に右腕を切断、大腿部には大火傷を負っている。 ハイチ地震救助活動に来ていた英国の医者ディビッド・ノット氏は、同行しているフランス人医師とともに、彼女の救出作戦をはじめる。 英国の映画製作者ギルモアー氏とチャリティー団体Facing The Worldに連絡を取り、英国に戻りランディーナの手当てと手術を行うことにした。

1年たっても復興のめどもたっていないハイチの事務所に行き、ランディーナのパスポートを取る。 滅多に開かない事務所のようで、開いた日には多くの人でごった返すしている。 一日でも早く彼女をイギリスに連れて行き手当てをしたい彼は、5時間の奮闘後、パスポートを手に入れ、小さな小さなランディーを抱きかかえ飛行機に乗る。 このディビッド医師を観ているだけで涙がこぼれてしまった。 

無事英国に到着して、多くのボランティア医師の手により、頭蓋骨熱傷の手当て手術が始まる。 またホスター・ファミリーも見つかり、手厚い愛に囲まれてランディーナは日に日に元気になっていくのだ。 ただここでの疑問点は、彼女が孤児なのか、彼女の親はどこにいるのか?ということである。

ギルモアー氏は再度ハイチに戻り、彼女の身元捜索を始めることになる。 地震により破壊された街、裏通りにある最悪の状態のスラムに母親と思われる人を発見する。 彼女はすでに3人の子供がいる母子家庭で、電気も通じていないスラムで住んでいるのであった。

死んでいたと思っていた娘に合いたい母親、またお母さんにランディーナを合わせてあげたい、チャリティー団体の援助で母親がイギリスに飛んだ。 劇的な娘との再会、そして母親は娘を連れて帰りたいという希望をだす。 しかし、電気もない、汚染された水や下水が通りを流れているあのスラムにランディーナを戻すということは、危険極まりなく、ここまで救った彼女の命の保障はどこにもないのだ。 

こんなやりとりをかわしていくいくうちに、母親は、‘ランディーナはあのホスター・ファミリーのもと、イギリスで暮らすのが一番の彼女の幸せ’ということに気づいていく。 

ここで番組は終わった。 

しかし、今後ランディーナの将来がどうなっていくのか、莫大な医療費は誰が払っていくのか、など問題点はたくさんある。

わたしの感動は、この医者ディビッド氏、また彼とつきそっていっしょに活動するフランス人医師、ギルモアー氏、ホスト・ファミリー、チャリティー団体の人々、ボランティアとして自分の時間を捧げる多くのロンドンの医師達である。 

Queensland州の水害やハリケーン、NZのクライスト・チャーチの大地震のときも、多くの人々が、無心で被害にあった人々を助けるシーンをみた。

こういう人間像は美しい、感動いがいの何ものでもないのである。

いまどれだけ自分たちが幸福に生きているのか、ということを再度深く考えなおせば、日常社会に起こる苦痛、ストレス、不満も消えていくのではないだろうか? そしていかに命が尊いかということを改めて知らされるのだ。

http://www.abc.net.au/4corners/content/2011/s3148247.htm

ABC Four Corners

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語学習得法   知っておいたほうが得をする心得のいくつか  その1

最近、とつぜん「日本語を教えてください」という生徒が2人きた。 

一人は娘の親友が8月から交換留学生として日本に行くことになり、急遽習いたいと言ってきた。 彼女は高校(日本の中学と高校)で2年半ほど日本語を勉強している。 前から、いつでも教えるから、日本語で話そうね!と言ってあったのだが、人間というのはこういった理由がないと始めないものである。 もう、もっと前からちゃんとしておけば、もっと上手くなっていたのにと思い、誠に残念である。 

そしてもう一人の生徒もまた8月に3週間日本に行く。 彼はプロの音楽家であり、去年8月に3週間日本に行き、どうしても日本語を話したくなったのだ。 彼はこちらに戻ってから半年オーストラリア内をコンサート・ツアーしていたので、始めるのが今になってしまった。 高校時代に日本語を習っていたのでまるっきり初心者ではない。 十数年前だから本人は何も覚えてない、と言っているが発音がとてもいい。 音感がいいからだろうか? ヒアリングの良し悪しは完璧に良い耳が必要であるのは事実である。

語学に近道はないのである。 8月というと4ヶ月しかない、週に11時間程度しか時間が取れない。 これで話せるようになりたい!というのは、よほどの努力が必要だ。 従って、いつでも聴ける会話録音をiPod iPhoneに入れて毎日必ず聴くという宿題を課すことにした。

 

アメリカに住んでいた時に語学習得に関してきいたことがありどうしても知りたいことがあったので知人に尋ねてみることにした。 

それはモルモン教の語学習得システムである。 日本でよくみかけるモルモン教の伝道者等は日本語がとても堪能である。 きいていたのは、彼等はどの国に送られる場合でも、必ず出発前にその国の語学を数週間学び、生活レベル程度まで話せるようにする、というものだ。

Queensland州に住む知人がこの伝道者として福岡に数年間住んでいた経験があり、聞いてみた。 こちらに戻り2年たった彼であるが、日本語はとても上手かった。 でも彼の場合は、そのモルモンの数週間語学習得法では基本日本語のみを習い、話せるまではいかずに日本に赴いたそうだ。 先生がアメリカ人だった!と言っていたが、本場ユタ州(米国)のそれとQueensland州のと違うのであろうか?

正直言って、その数週間で話せるようになる魔法のような勉強法を知りたかった。 それともそんな短期間で語学マスターなんて魔法はないのかもしれない

こんな折り、日本の友達の知人がシドニー留学が決まり相談を受けた。 彼女の希望は3ヶ月で英語を話すようになる!というものであった。 フゥ~ン、これもすごい意気込み。

彼女には、「それならこの数ヶ月、すべてを英語環境にすること。 それは英語を話す時に英語で思考する訓練をすることである。 日本語を話してはいけないということではなく、英語を話すときに頭の中で日本語で考えてから訳して話してはいけない!ということである。」と告げたが、今後の展開が楽しみである。

どうなることやら? なんだか急に忙しくなってきた。 彼等の体験から語学習得のより良い方法や心得を探究していくことにしよう。

お断り:これはすべて私の体験談であり、人により、その人に合う習得課程が違うので、あくまでも参考にしてもらえればありがたいです。

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不倫のありかた 日本とオーストラリアの違い

私のブログを読んでくださっている人が、どういった検索ワードを使ってここにたどりついたかを’アクセキ解析‘で見ることができる。 この人には許可も得ずに申し訳ないが、ある検索ワードを取り上げ、これを書かせてもらうことにした。

昨日、‘熟年夫婦の旦那の不倫によりつかれた心’という言葉を入れて検索、そしてこのブログを訪問した人がいた。 この言葉から妙に悲壮な気持ちが伝わってきた。

不倫の加害者はともかく、被害者がいかに精神的な苦痛に陥るかというのが読み取れる。

すごく気になり、自己流日本とオーストラリアの不倫の違いを考えてみた。 

オーストラリアに住んで12年、知人で不倫をしていた人を二人知っている。 ひとりはオージーの女性で40代後半、彼女は25歳くらい年上の男性と趣味の音楽グループで知り合い20年間不倫をしていた。 最近彼が亡くなり、彼女は現在、出会いサイトで知り合った男性と新しい交際を始めた。 頭が良く物静かで可愛いタイプの女性である。 魅力的な彼女が、どうしてこんなおじい様と??(失礼な言い方ですみません)長くいっしょにいるの?といつも不思議であった。 また私の娘をとても可愛がってくれたから、どうして子供を生める人とつきあわないの?とも思ったが、そんな事は言えないから、口にしたこともなかった。  

もうひとりは、警察官の50歳ちかいオージー男性。 彼は同じマンションに住む仲間グループの奥さんのひとりと不倫をしていた。 彼女のご主人は警察官の友達である。 ともに結婚しており、お互いの結婚を壊す意思はなく、単なる遊び的な不倫であったように感じた。 それでも不倫は不倫だ! 不倫カップルの被害者である夫と妻を知っている私にしてみれば、とても嫌な感覚があった。 あるパーティ会場でみんなが一斉に並んた時は、妙に挙動不審になってしまった。(私は悪いことしてないのに)

この他界したおじい様と警察官の不倫は、ずっと奥さん達には気づかれていなかったであろう。 これはいかに彼等が上手に不倫をしたということだと思う。 理由の一つとしては、彼等は奥様にもしっかりと愛情を注いでいたのだ。 

この国で旦那さんの不倫が発覚したら、まず奥さんは離婚弁護士に即合いに行くであろう。 不倫=決して許されないことなのである。 また離婚が簡単であり、日本より社会的に許される点もあげられる。 もちろん心の傷は両国同じであるが。

日本的な不倫を考えてみるときっと以下になる。

ひとつは家庭を省みず不倫に走りきってしまう人。 何日も家に帰って来なかったり、疑い始めた奥さんに、自分が悪いのに、急に怒ったり冷たくなったりする。 また経済的理由、子供のためや社会の目を気にして離婚に踏み切れない奥さんは、きっと許してくれるという甘えがあるのかもしれない。 

そんなに不倫をしたければ、オージーのこの男性達のように家庭や奥さんを大切にした上でバレナイようにすればいい。 それか不倫相手が本物であるのなら、離婚を選び、奥さんへの’蛇の生殺し‘のような仕打ちは決してするべきではないのだ。

次のパターンは、奥さんが常日頃とても口うるさかったり、子供の面倒しかみなかったり、家事やお料理すらしないなど、心休まる場が家庭にはない男性が不倫するというもの。 これに当てはまる奥さんは、旦那さんが不倫に走ってしまう原因をよく考えて、結婚をつづけたければ、その修繕をしなければいけない。

最悪なのは若い女性たちが既婚者を好きになり、奥さんから奪う! これは道理的に決して、してはいけないことである。 子供から父親を奪ってまでも貫きたい愛なんて、身勝手としかいいようがないのでは?と思うのだ。

わたし個人としてはぜったいに不倫はしないし、奨励もしない。 

自分のまわりの既婚者は、恋愛感情の相手としては完璧に外している。 最初から、異星人としてつきあえば恋心なんて微塵にも沸かないのだ。 

それに他人のものを奪ったり、人の幸福を壊したら必ず因果応報となるからだ。

この検索ワードで訪問した方に、幸福な家庭生活が一日でも早く戻ってくることを願うばかりである。

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Unconditional Love 無条件の愛とは?  性より魂の関係!

映画アニマル・キングドン出演、オーストラリアの女優ジャッキー・ウィーバーが、アカデミー賞のベスト・サポーティング女優賞にノミネートされた。 残念ながらオスカーは逃したが、彼女自身のドキュメンタリー番組を週末に観る機会があり、ある愛のあり方について考えさせられた。

彼女はオーストラリアの劇場、映画、テレビ界で40年以上にわたり活躍している最も息が長く成功している女優である。

恋愛、結婚歴が多い女性で、若い頃に劇場ディレクター、リチャード・ワレットと恋に落ちる。 しかし彼はゲイ(同性愛者)であり、その後彼女は他の男性たちと結婚、離婚を繰り返していく。

しかしリチャードとジャッキーの交流は水面下で長くつづいていた。 彼女は、過去に彼からプロポーズを数回受けていたが断りつづけていた。 しかしHIV(エイズ)に侵され長い闘病生活を送り、余命4ヶ月の時、ついに彼女は彼からの結婚の申し出を受け、即、彼の家に引越し、看病をして最後を看取ったのだ。 

ゲイでもリチャードにとっては、ジャッキーが生涯における最愛の人であったのであろう。 性を乗り越えた魂の関係といえよう。 またそれに答える彼女の愛、これこそ無条件の愛なのではないだろうか?

アメリカの誇る偉大な作曲家コール・ポーターの奥さんリンダの愛にも感動したが、この番組を観て、ああ、こういう形の愛もあるのだな!と感慨にふけってしまった。

Cole PorterLindaの人生は映画‘De Lovely’を観てね。

私の場合、無条件の愛というと娘とか身内という感覚だが、できたら一生の伴侶になる人とこの愛を保てるのが望ましいであろう。 

結婚生活に不満いっぱいの奥様方、ご主人の悪口や愚痴なんて言っていないで、とことん信じて愛する!という姿勢で生きるのはどうでしょう? きっと結婚生活が明るくなり、子供も大喜びになるのではないでしょうか?

情報源: ABC  AUSTRALIAN STORY

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