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クカバラ・ソングの歌詞変更!? 非難を浴びる学校?!in Melbourne

オーストラリアの子供なら誰でも学校で歌っている75年の歴史あるクカバラ(笑いカワセミ)の歌がある。メルボルンのある小学校で歌詞の一部に問題があるとして、校長先生がそれを変更した。その話を今朝のニュースで取り上げていた。

Kookaburra sits on the old gum tree,

Merry merry king of the bush is he.

Laugh, Kookaburra, laugh, kookaburra,

Gay your life must be!

これが歌詞である。校長先生は(音楽の先生でもある)最後のGayという単語をFunという単語に変えることにした。

校長先生は

「これを変えたとき、こんなに反響や非難を浴びることは予想していなかった。ただ現在の社会におけるゲイという単語から子供同士が歌うたびに笑ったり、からかったり、いじめにまでいたる。それなら同じ意味の単語のファンにしよう!と決めただけである。」

ゲイ・レズビアン(同性愛者)団体、曲の著作権所持者、報道陣から殺到している非難に校長先生は困惑していた。

Gay(ゲイ)という単語の意味は快活な陽気な楽しげなという意味がある。

日本の辞書には‘同性愛’(形容詞)、’同性愛者‘(名詞)、そして古めかしい表現として’陽気な、快活な‘とあった。

きっと今の子供はゲイと聞けば同性愛者の意味しかしらないのであろう。

ニュースでは‘今後、同性愛を冗談やからかいにせず、それをしっかりと教育していくのが一つの対処方ではないのか?’と助言していた。

校長先生が朝の番組のキャスターといっしょにクカバラ・ソングを最後に歌わされていたが、なんとも滑稽で哀れであった。きっと校長先生はこんなに事態が大きくなるとは予想していなかったし、うちの学校だけこの歌を歌うときにこうしよう!という安易な発想であったのではないのか。確かに安易過ぎたかもしれないが!

1週間前は、ある高校で化学の先生が‘自分がテロリストと仮定して、どの化学薬品をどう使用したら一度に多くの無実のオーストラリア人の命を失うことができるか’という宿題をだした。その高校の校長先生はその内容を聞き、すぐ宿題を取りやめにしたが大きな波紋を呼ぶことになった。

2002年、バリで起きたテロリスト爆破事件では88人のオーストラリア人の命が失われている。遺族や生存者はそんな宿題を出す学校に怒りをあらわしていた。

ある新聞では、学校側の言い分として‘普段は頭脳明晰で優秀な先生であるけど、間違いをおかしただけだ。’というのを読み、首をひねってしまった。宿題の内容は‘攻撃のベストタイムや攻撃に値する被害者の選択方の説明、攻撃がどのように人体に影響するか’こんな課題をだすという先生の精神の異常をわたしは懸念してしまう。それに子供の心理を考えるとあまりにも残虐である。まちがいではすまないことではないのか?

いろんな先生がいる。もっともっと平和に正しい教育方向へと子供を導いてもらいたいものだ。

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