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文化摩擦は無知から生まれるものであり、その違いは教えなければいけない in Sydney

娘は和太鼓を習っている。生徒や先生はほとんどオージーやヨーロピアンからなる団体で、コンサート・ツアーを展開するプロ太鼓奏者メンバーはすべて日本で長い修行を積んできている。従って西洋音楽影響を取り入れた正統な和太鼓のグループであるといえる。

娘のクラスは12歳から16歳まで男子と女子15人からなり年長の男子は7歳から始めている子が多く、彼等は大人顔負けであり力強く素晴らしく太鼓を打ってくれる。また子供といえども、他の楽器を(ピアノ、バイオリン、クラリネット、サックスホーンなど)小さい時から習ってきている子が多く音感が良く吸収力もはやい。大人の生徒(他100人ほどいる)も侮れないとても上手い子供軍団なのだ。

先週クラスの途中であることを目にした。先生が説明をしている間に、数年以上習っている15歳の男子生徒が撥を足でゴロゴロ踏んで転がしていた。それをつい目撃してしまった私はなんとも不愉快になった。そばにいたオーストラリア人の若いアシスタントに「あの子注意したほうがいいのでは?」と言ったが、彼女は知らん顔をした。その後、いそいで帰ったのでそのままであったがどうも後味の悪い光景であった。やはり日本人として撥を踏むという行為は見たくないものであった。

その後、まわりの意見を聞いてみることにした。長年日本の会社と取引をしてきたオージーの上司に聞くと「残念ながらオーストラリアにはそういう文化はない。(この場合撥や楽器を敬う)だから誰かが教えなければいけない、子供達はちゃんとそういうことを習っているのか?自分も日本の会社との摩擦は日本人から教えてもらわなければ知らないことが山ほどあった。そしてその教えがあったから取引を円満にこなしてこれた。」なるほどである。

イギリス人の同じクラスの母親に聞くと「これってオージーの悪いところよね、そういう文化がないから。」彼女は東京に数年住み太鼓を習っていた人でもあるから私の小さな怒りを理解してくれた。

今週クラスの後、オージーの先生に状況を話すと「前からきちんと教えてきたが、彼は(撥を踏んでいた子)クラスでの態度にすでに問題がある。でももう一度話しておく。」と一言。

また今週のクラスではある女子が自分の番を待っている間、疲れて切って太鼓に腕を寄りかけて休んでいたので、それも加えて先生に話した。先生は‘またか’という苦虫をつぶすような顔をした。彼女のクラスでの態度の悪さに彼はもう何回も注意をしてきたようである。

彼女もクラス内で落ち着きの無い子である。クラスの途中にガムを噛んでいた時は詰まったら窒息するのにと少々心配した。またWhaling Sucks!(捕鯨は最低)と書いてあるTシャツを何回も着てきた。確かに捕鯨は考慮しなければいけない問題ではあるが、なにも日本の太鼓のクラスにわざわざ着てこなくてもいいのに!と思った。またそれを教えることのできない親にも問題があるのではないのか?

まず文化の違いは教えることが大切である。無知と経験がないからしてしまう行為がほとんどであるからだ。それを踏まえた上で、教えられた側がそれを尊重してまた態度や姿勢を見直す必要がある。今回の2人はそれを受け入れる器量ではないようであった。

また子供がクラスを受ける姿勢なり態度は根本的に親が躾けておいてほしいものである。義務教育の学校ではなく、これは趣味の音楽クラスであり、誰もが授業料を払って太鼓を真剣に学びたくてきている。先生の立場から考えると文化的な基本をある程度教えれば毎週それを連呼する必要はないし、態度の悪い生徒を躾けるのは彼の仕事ではないからだ。

和太鼓は日本舞踊や武道に通じるものがありシャキッとした姿勢で打つのが基本である。合気道を習っているオージーと日本人のハーフの男子は太鼓を打つ姿勢がとても美しく、みていてとてもすがすがしく気持ちがいい。

しかしこの事柄から、いかに自分が日本的であるか!という点を思い知らされた。何十年と海外に住もうと大和魂は強く存在している。単なる口うるさい日本人母と思われようが悪いことは悪いのだ。これを教えて直していく事はとても大切だと思うのだが!?

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