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子供を守るのは親と社会の義務であるーオーストラリア子供保護事情

先週バンダバーグというブリスベンから北にのぼったサトウキビで有名な地で、8歳女子が寝ていた家から連れさられ殺され家の近所の排水工で発見されるという事件がおきた。

朝、父親が家に娘がいないことに気がつき警察に通報した直後に彼女の死体がみつかった。

家族の知人であるの20歳の男性が逮捕された。 その後の調べによるとその知り合いの男性は精神的な病気をもっているとニュースで言っていた。 まったくどこに憤りをもっていけばいいのか。

ロサンゼルスに住んでいたときに比べればシドニーの治安は良いほうである。 しかし最近特に気になるのは子供に関する犯罪が多いという悲しい事実である。

数年前、教職をはじめあらゆる一般職業についている男性達が児童わいせつビデオや写真所有で逮捕された。 驚いたのは社会で俗に言う、‘ちゃんとした職種’に就いている男性達がグループで逮捕されたのだ。 

1年ほど前、近所の公共水泳プールでは、子供の写真を隠し撮りしてまた更衣室で小さな男の子にいたずらしようとした40代男性が捕まった。

半年前、近所のマクドナルドでは40代の男性がいきなり小さな男の子数人のそばによりキスをして抱きつき逃げた事件がおこった。 彼の行為はすべて防犯カメラで録画され、おまけに彼の車のナンバープレートもはっきりうつっていた。 この事件発生後、数時間で犯人逮捕という解決のはやさには驚いた。 このスペイン人男性は犯行後、空港でレンタカーをかえし飛行機に乗って帰国寸前に逮捕されたのだ。 このナンバープレートからレンタカーをわりだし即逮捕となったのだ。 防犯カメラの大きな貢献でこの国を脱出する前につかまったのは喜ばしい。 もし盗難車なら犯人逮捕は困難であり国外に逃げてしまえば逮捕はまったく無理であったからだ。

数年前に小学校の子供にテニスを教えていた時、コーチは毎年必ず警察無罪証明書を提出するように言われた。 なぜこんなにうるさくなってきているかというと、水泳のコーチなどが長年にわたり生徒に性的虐待を与えてきた犯罪が多いからである。

知り合いのおじさん、コーチ、友達のお父さん、お母さんの彼などが犯罪に絡む場合がある、というのが見逃せない事実になりつつあるのだ。 

ここまでくるといったい誰を信じていいのか? 

昔、娘が友達の家に遊びにいくことになり少々神経質になったことがあった。 そこの家庭は離婚した父親が仕事にも就かず家にいりびたっているといううわさを聞いていた。 それだけならともかく、彼は元ドラッグ(麻薬)依存症の男性でリハビリをしている最中であったのだ。 最初に行くな!と反対した私に娘は「どうしてOOちゃんの家に行ってはいけないの?」と聞かれ返事に困った。 お婆ちゃんがいっしょに家に居るということになり娘を遊びに連れていくことで一件落着。 その友達はとても良い子で彼女には罪はないのだから可哀想であるが、もし父親が一人でそこに居たならきっとその家では遊ばせていなかったであろう。  

子供の安全は大人、親や社会が守るという義務が薄れている。 自分の子供は親が守るしかないのであろうか、人を信じられないあまりにもこわい世の中である。

一言

最近このブログを読んでくださった方から心無いコメントを何通か受け取りました。 このブログはシドニー在住で得られる情報、また日本人の目を通してみたシドニーの現状を日本の方に読んでもらうという意図で書いているものであります。 従って成人用サイトやブログなどに興味のある方には一切なんの情報も得られないと思います。 どうかここへ、そのようなコメントを送るのを差し控えていただければ幸いです。

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