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海外に住んだら、あなたはどちらのタイプ? 

日本に居た頃は‘外国人’の友達、また海外に住み始めてからはその国にとっての‘外国人’にあたる日本人や他国からきた友達ができた。 彼らのタイプは2つに大きく分かれている。 一つはその国の文化、人間、社会に溶け込む努力を絶えず、良いことを吸収し、それを大きく活用していくタイプ。 もう一つはその国の悪いことばかりに目を向け非難して馴染まず、祖国からきた人としかつきあわないタイプである。

昔、日本でニュージーランドから来た女性と知り合った。 ある日友達みんなと合ったとき、誰かがお土産として馬刺しを持ってきた。 彼女は動物愛護派、馬の肉を食べる日本人は野蛮人である、と怒り始めた。 その後彼女とは会うこともなく、うわさでは日本に馴染めずに帰国したと聞いた。

カリフォルニアのある大学院では、日本企業や政府から送られて勉強しにきていた人々と接することがあった。 ある銀行員は奥さんを連れてきているにもかかわらず、会社には単身で来ていると偽り、単身赴任手当てを毎月数十万もらっていた。 そういうタイプにかぎり、学校のパーティや行事にほとんど参加することはなく、日本人同士でゴルフ、飲み会三昧をしていた。 多大のお金を企業が払ってくれているという義務感や使命感もなく、アメリカ人を知る国際交流、英語上達からはほど遠い暮らしをしていた。

(もちろん真面目に自費留学、企業留学をしている日本人もいたから、これはほんの一部である)

ここオーストラリアに来てからは、ワーキング・ホリデーという制度があり多くの若い日本人をみかける。 ‘海外に住めば簡単に英語ができるようになる’、‘日本にいたくない’、‘いられない’(海外留学という親の見栄)、‘日本の大学、会社にいけなかった’などの理由からきている若者は、残念ながら後者のタイプで日本人としかいっしょにいないから英語も覚えず日本に戻っていく。 もちろんSydneyの良さを学ぶことなく終わる。そういう人に限って、さもシドニーのすべてを知っているかのようにここの悪口を並べたて、ここに来たことのないまわりの人に悪影響を及ぼす。

後者組は心の許容量がちいさく、馬車馬のような感覚で視野が狭い。 それなりに海外暮らしを楽しんでいるものの、一時の珍しさ、快楽で終わる。 せっかく日本からでて、その国を知り、他国の文化や人間性を学ぶ機会に恵まれているのに、無駄に時間をすごしていくのは残念としかいいようがない。

前者組に出会うとうれしくなり、思わず「頑張れ!」と手を差し伸べ助けてあげたくなる。 海外にでてみないとわからない喜び、そして苦労はそれなりに体験してきたからである。

今後、この前者組日本人と出会えることを願ってやまない日々である。

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